1.興味があるものを見つけたとき
猫は聴覚がとても敏感なため、人には聞こえないようなちょっとした物音にも反応しする動物です。たとえば部屋の中に小さな虫がいたとき、すぐに反応してその所在を確かめます。
見つけたらその段階で視線はロックオン。その虫しか見えていないので、捕獲しようと近づくとき早歩きになります。
多頭飼いしていればサササッとみなで近寄る姿が見られるでしょう。その素早さといったら驚くものがあります。さすがは身体能力オバケの猫。
目にも止まらない速さで移動して捕獲対象に早歩きで近寄り、狩りのチャンスを探ります。
2.ご飯が用意されたとき
猫にとっての楽しみはなんといっても「ご飯」「おやつ」の時間でしょう。飼い主さんが用意する様子を感じとれば、即座に近寄ってきます。
パッケージを開けただけですっ飛んでくるのは毎度のことでしょう。全く猫には関係のない袋を開けたときにも勘違いして登場するのは、ご愛嬌です。
自分にとってよいことがあると感知したときの反応速度には、目をみはるものがあります。
3.飼い主さんが遊んでくれるとき
飼い主さんが愛猫と遊ぼうとおもちゃを用意したとき、早歩きに近づいてきます。特に遊び好きな猫は「待ってました!」とばかりにササっと登場し、飛びかかるタイミングを待つでしょう。
心待ちにしているため、おもちゃがしまってある棚を開ける音だけで反応する猫も少なくありません。
室内飼いは安全ですがその分猫にとっての刺激が乏しいので、限り遊ぶ時間をとってあげてください。
4.飼い主さんが帰宅したとき
飼い主さんの帰宅時、愛猫が玄関で待っていたということはありませんか?「いつも出迎えられている」という方は幸せですね!
筆者宅の猫たちは、お腹が空いているとよくお出迎えしてくれます。その際、既にドア付近にいることもあれば、ささっと早歩きしてくる場合も。
もちろん筆者宅の猫のようではなく、ただ飼い主さんの帰宅が嬉しくて早足で玄関へ向かう、かいがいしい猫もいることでしょう。うらやましいです!
嫌なことから逃げたいから
たとえば歯磨きなど猫にとって嫌なことをされそうだと察したとき、さっと早歩きになってかわします。飼い主さんが追いかけようとするとさらにスピードをあげ、逃げ出すでしょう。
そんなときの猫はとてもすばやいので、絶対に捕まりません。もし捕まえられる飼い主さんがいたら、超人級です。
猫は察するのが得意なので、気がつかれないようにお手入れの際は心を無にして近づきましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:もも♀ / 1歳 / 三毛猫 / 4.5kg
猫が早歩きになるのには、いくつか理由があることがわかりました。
大半は嬉しいときのようですが、嫌なことから逃げたい場合にも早く歩いているようです。