1.ニオイづけ=安心感
猫は室内の家具や通り道など、いろいろな所に体をすりつけてニオイづけをしています。
これはいわゆるマーキングと呼ばれるもので、縄張りに自分のにおいがきちんと付いていると猫は安心感を得ます。
しかしこれは逆に言えば、普段自分のにおいが付いている場所に別の猫のニオイがしたり、普段と違うニオイがすると不安になるということでもあります。
そのため、お風呂上りに飼い主さんのニオイがシャンプーの香りになっていたり、仕事から戻ってきて嗅いだことのないニオイがしたりすると、しきりに体をすりつけてくることがあるのです。
猫がもしお風呂上りや帰宅時にスリスリしてきたら、それは安心したい気持ちの表れかもしれませんのでたくさんスリスリさせてあげましょう。
2.飼い主に対する要求
猫がスリスリする場合、考えられる二つ目の理由は、飼い主に対する要求です。
猫は基本的に気ままな動物で、しつこく構われ過ぎるのも嫌ですが、放って置かれるのも嫌いです。
そのため、飼い主さんが自宅で仕事をしていたりすると、急に体をすりつけてスリスリすることで「構ってアピール」をしてきます。
仕事で使うパソコンの上に猫が乗ってきて邪魔されるということがよくあるようですが、これも猫の「構ってアピール」の一つであると言えるでしょう。
また猫は構ってほしいという以外にも、「お腹が空いた」「トイレを掃除して」などの理由でも、飼い主さんに要求のスリスリすることがあるようです。
猫のスリスリがどんな意味か考える場合、その時の状況を考えてみると分かりやすいかもしれません。
3.挨拶をしている
猫は同じ猫同士で体をスリスリして挨拶することがあります。
そして、人間に対しても同じように振る舞います。
もし朝起きた時に、猫がちょっとだけスリスリしてすり抜けて行ってしまうようなら、それは甘えるのではなく「おはよう」と一言告げているだけなのかもしれません。
また、相手の鼻に自分の鼻をくっつけてくることもあり、これもまた挨拶してくれている可能性が高いでしょう。
はじめてやって来た来客にもスリスリをして「はじめまして」の挨拶をする猫もいるようです。
このように、猫は挨拶の意味も込めてスリスリをすることもあるようです。
挨拶しているのかな?と思ったら「おはよう」「こんにちは」「はじめまして」など声かけをしてあげましょう。
きっと猫も挨拶にきちんと応えてくれると嬉しいのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?猫のスリスリは単に甘えたいだけではありません。
他にも、飼い主さんに何かを要求していたり、挨拶のコミュニケーションの意味があったりもするようです。
つまり猫のスリスリは、人間の言葉と同じく、意思や要求をあらわすための表現方法のひとつといえます。
もし愛猫がスリスリしてきたら、今どんなことを言いたいのか、できる限り想像して対応してあげましょう。