猫は意外とお喋り上手!?
猫は「ニャー」のニュアンスを変えながら、飼い主さんとのコミュニケーションを楽しみます。
しかし、時々人間の言葉のような声を発することがありませんか?
ここでは、猫が喋っているように聞こえる代表的なワードを3つ紹介いたします。
1.ごはん
猫にとって生き甲斐ともいえるご飯タイム。
飼い主さんの「ごはん」という言葉に反応するだけではなく、自ら「ごあ〜ん(ごはん)」と訴えることがあります。
食いしん坊さんなら、真っ先に覚える言葉なのではないでしょうか。
2.ママ・パパ
家族の中に「ママ・パパ」と呼ばれている人がいると、いつの間にか愛猫までそう呼ぶようになることがあります。
1人暮らしでも、普段から愛猫に「ママお仕事行ってくるね」のように話しかけていると「ママ」というワードを覚えるようになります。
明確に飼い主さん指す言葉として認識しているわけではありませんが、呼ぶと良いことがあるという意識はあるのかもしれません。
3.おはよう
毎朝「おはよう」と声をかけていると、「にゃにゃよ〜(おはよう)」という返事が返ってくることがありませんか?
自分から挨拶をしてくる子もいるでしょう。
これも、完全に意味を理解しているわけではないものの、おはように近い声を発することで飼い主さんが喜んでくれることが嬉しいのでしょう。
言葉は覚えるのになぜ話せないの?
猫は人の言葉を「音」として理解することができます。
日常会話の中でよく聞く単語であれば、確かに覚えることができるのです。
それに加え、人間との暮らしに馴染んだ猫は積極的にコミュニケーションを取ろうとします。
ではなぜ、はっきりとした言葉が話せないのでしょうか。
その理由は舌にあります。
猫の舌は人間と比べると薄いですよね。その分筋肉も発達していないため、思うようにはなすことができないのです。
まとめ
家猫は危険が少ないため、積極的に声を出すことができる環境にいます。
だからよく喋り(鳴き)、人間の会話に寄せたコミュニケーション方法をとっています。
飼い主さんに伝わってくる人の言葉のような鳴き方も、飼い主さんへのメッセージです。
嬉しそうな反応が見られれば継続してくれる可能性が高いので、たくさん話しかけてあげてください。
現段階では、猫が喋るという実証はありません。
それでも飼い主さんと愛猫が楽しく会話できているのであれば、幸せだということは変えようのない事実です。これからも多くの言葉を交わしてくださいね。
ちなみに我が家の愛猫は「可愛い」「おはよう」「ごはん」などの言葉らしき声を発します。絶対に喋ってる!と思いたい親バカの1人です。