1.寝る時間じゃないのに眠くなってしまった

自由気ままに見える猫ですが、体内時計が発達していて、実はとても規則正しいのです。
毎朝決まった時間に飼い主を起こしに来る猫もいますね。同じ時間に食事を与えていると、その時間に催促したりします。
そんな猫たちは、寝る時間というのも決まっているのでしょう。
まだ眠る時間ではないから寝る体勢にはなっていない…でも、眠くなってしまった。だから、座ったまま寝てしまうんです。
眠たければいつでも寝ればいいのに、と思いますが、何だか健気ですね。
2.周囲を警戒している

リラックスしている時の猫は、横になったり、手足を伸ばしたり、時には仰向けでも寝てしまいます。
敵に襲われる心配はないと安心しているからです。
こんな時、何かあってもすぐに逃げ出したり反撃することは難しいでしょう。
反対に周囲を警戒している時は、すぐに動ける体勢になります。
たとえ、眠くなってしまったとしても。座ったまま寝ていれば、異変に気づいた時、とっさに行動できますからね。
3.急に睡魔が襲ってきた

人間も、何か作業をしている最中に眠くなって座ったままウトウトしてしまうことってありますよね。
猫も同じ。眠ろうと思っていたわけではなく、外を見たりしているうちに、急に睡魔に襲われてしまうことがあります。
そんな時は眠すぎて、もうどうして良いかわからないのかもしれません。
睡魔に抗って、閉じそうになるまぶたを必死で開けている猫を見ることがありますね。
子猫に多い「座ったまま寝る」

猫は1日の大半を寝て過ごします。子猫では、さらに多くの睡眠時間を必要としています。起きている時間はほんの少しなのです。
そのため、起きていたいのに眠くなってしまうこともしばしば。
たとえごはんを食べている時でも、遊んでいる時でも、トイレに入っている時でも…。座ったまま寝てしまうのです。
人間の子どもでも食べながら寝てしまうなんてことが、よくありますよね。
まとめ

(座ったまま寝てしまうなんて疲れないのかしら?)と思ってしまいますが、長い睡眠時間を必要とする猫には、どんな体勢でも寝られる術があるのかもしれません。
猫が座ったまま寝ていたら、かわいくて思わず声をかけたり触りたくなってしまいます。
しかし、とてもとても眠い時なので、そっとしておいてあげて下さいね。
ただし、トイレで頻繁に寝てしまう場合は、ストレスを抱えていることも考えられます。
いつでも猫が安心して眠れる寝床を用意してあげるとともに、ストレスの原因となるものがあれば改善してあげましょう。