1.年齢に見合ったご飯を選択
子猫、成猫、老齢など、猫のライフステージによって必要な栄養成分は異なります。
子猫時代は、身体を作るために栄養素を多めに必要とします。
しかし、身体が出来上がり成長が安定する成猫では、子猫時代のご飯では肥満になってしまいます。
同じように、老齢に入った時も成猫と同じではなく、加齢に合わせたご飯が必要になる事が多いようです。
2.総合栄養食の表示を確認
猫のご飯は『総合栄養食』とパッケージに印刷されている事が大切です!
「猫は水とこれさえあれば一生涯暮らすことができる」と言われているのが、この総合栄養食です。
ちなみに、おやつは猫が生きるために必要な栄養素を満たしていないため、総合栄養食とは言われません。
3.身体に良い物を
猫が毎日食べるご飯は、無駄な添加物の入っていない物を選びましょう。
価格の安すぎるご飯には何らかの理由がありますので、可能ならば選ばないようにします。
そして、猫にとっては不必要な着色料やお肉に似せた物が入っていない、タンパク質と炭水化物のバランスが猫に合っている「猫専用ご飯」を選んであげましょう。
4.療法食は獣医師の処方が必須
「療法食」を選択する場合は、必ず獣医師の診断を仰いでください。
先ほどお伝えした総合栄養食とは食べ物の種類が違います。
病気になって初めて治療の一環として推奨される療法食には、健康な猫にとって必要な栄養成分がアンバランスに入っています。
そのため、療法食を健康な猫が食べると危険です。
ネットでもスーパーでも購入できますが、絶対に自己判断で選択してはいけません。
5.購入する量に注意
ひと月以内で使い切れる量のご飯を購入しましょう。
パッケージに記載されている賞味期限は「未開封」の場合です。一度封を開けると、加速度的にご飯は酸化し劣化していきます。
もちろん料金的には、小袋で何回も購入するよりも、2キロや4キロなど大きな袋で購入する方がお得です。
しかし多頭で暮らしていなければ、500グラムや1キロまでの小袋で購入してください。
高価なご飯も、ひと月以上袋の開閉を行えば酸化し、猫にとって毒になってしまいます。
まとめ
猫の健康を守る『フード選びのルール』5つについてお伝えいたしました。
どのような食べ物を猫に食べさせれば良いが迷った時は、一緒に暮らす人間が食べてチェックすると安心でしょう。
もしも口に入れることを躊躇してしまうご飯ならば、猫にあげてはいけませんよ!