1.直接目に当てない
人間の網膜には色を感知する細胞が多いのに対し、ほとんどの動物は光を感知する細胞が多く存在します。
そのため、動物の方が光に対して、さらに敏感に反応するのです。
猫の網膜はとてもデリケートで、0.25秒以上直視すると危険だとされています。
網膜組織が破壊されると、失明の危険性もあります。
間違っても猫の目に直接当てないよう、細心の注意を払いましょう。
2.光の強さに注意する
レーザーポインターによって光の質や強さが異なり、商品の仕様に「レベル」で記載されています。
レベルはクラス1~4までで、最大出力であるクラス4の光は、火傷や発火するほどの強さがあります。
プレゼンなどで資料を指す際に使われるレーザーポインターの光はクラス2で、猫が遊ぶために使っても良い光はクラス1です。
最近では、安価な海外製の商品も販売されていますが、安全とは言いきれません。
日本では、クラス2までのレーザーポインターしか認められていませんが、海外ではクラス3以上も販売されています。
日本で製造されたもので、光の強さが表記されたものを選びましょう。
3.猫用オモチャ以外使用しない
光の質や強さが重要であるとお伝えしましたが、どのような商品が良いのか迷いますよね。
安全面に配慮するため、猫のオモチャとして販売されているものを選びましょう。
猫のオモチャ用に製造されたレーザーポインターの多くは危険度が低いクラス1の光を採用しています。
そして、猫用でもさらに「LED」のものを選ぶと安心です。
光の強さは光の密度により決まりますが、「LED」が使用されているポインターは、一般的なレーザーポインターに比べ密度が低いのです。
密度が高いレーザーポインターは、密度が一点に集中するため、高出力を生み出し、発火する危険性が高まります。
光の強さは安全性を大きく左右します。必ず確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
猫が喜ぶオモチャとして有効ですが、危険があることも忘れてはいけません。
また、「光」は実体がなく、いくら追いかけても永遠に捕まえられません。
ストレス解消どころか、猫は逆にイライラしてしまうかもしれません。
ポインターで遊んだら、最後はオモチャを捕まえさせることが大切なポイント。
猫も達成感を得ることができ、狩猟本能が満たされるのです。
レーザーポインターが気になっている方は、ぜひ参考にしてみて下さい!