1.台所への侵入

食べ物の沢山ある台所は、猫にとってリスクの高い場所です。
ガスコンロでの火傷だけではありません。口に入れると危険な食べ物、包丁などの刃物類、割れやすい食器、電化製品のコードなど危険な物だらけです。
水道の自動蛇口も、猫の動きに反応して水が出っ放しになり、濡れてしまう危険性があります。
2.ベランダからの落下

高層住宅のベランダは、猫が高層と気が付かず、落下してしまう危険性があります。
完全室内で暮らす猫のテリトリーは、人間と住む家の中だけです。
地上から高いところにある家と自覚しなければ、ベランダから飛び出し落下してしまう可能性があります。
ベランダには出さない、もしくはガードをする事が肝心です。
3.玄関からの飛び出し

猫が家の中から絶対に出ないと思い込んではいけません。
恐怖を感じる事や天災など、何かの拍子に玄関の外へ飛び出してしまう危険性はあります。
車通りの激しい場所に玄関があれば交通事故のリスクが高まります。
高層マンションから脱走すれば隙間から落下してしまう可能性があります。
脱走防止のドアを家の中に装着する方が良いでしょう。
4.風圧でのドアの勢い

風通しをよくすると風圧が発生してドアが閉まってしまい、猫が挟まれるリスクが高まります。
猫と暮らす場合、ドアにはストッパーをつける、もしくは猫用の出入り口をドアに作るなど対策が必要です。
風圧がなくても、人間の後をついてまわると足や尻尾など挟みやすくなります。
5.滑りやすいフローリング

フローリングの床は猫が滑りやすく、関節や肉球を痛めやすくなります。
5歳くらいまでは問題なく活動しているため気がつきませんが、長年の生活習慣で関節の痛みがより早く猫の身体に発症します。
猫の動線部分だけでも滑り止めを施したり、カーペットを敷いたりして滑らないようにしてあげましょう。
ただし、爪の引っかかりやすい毛の長いカーペットは、逆に骨折の原因になります。
選択する敷物は猫の身体への影響をじゅうぶん注意して選んでください。
6.浴槽での溺れ

浴槽にため湯をしている人は少なくないと思いますが、猫が溺れやすいため対策が必要です。
猫が浴槽で溺れるケースはかなり多いため、ため湯をしている場合は蓋を必ず閉めるか、浴室のドアを施錠する必要があります。
留守がちな家庭でのため湯は絶対にやめましょう。
賢い猫はドアを開けることを知っていますので、溺れてから後悔しても遅いです。
まとめ

猫の飼い主さん注意を!『日常生活』で見落としがちな危険リスク6つについてお伝えいたしました。
日常生活をしているだけでは問題が起こらない事も、火日常生活に接すると猫はパニックを起こしてしまいます。
猫との暮らしには、できるだけ危険を回避できるような対策を施す方が良いでしょう。