猫が『お節介』に感じる6つのこと

猫が『お節介』に感じる6つのこと

甘えてくれる姿がとても可愛い猫ですが、基本的に単独で行動する生き物です。飼い主さんが猫のためにしたことが、猫にはお節介となってしまうこともあります。猫がお節介に感じる飼い主さんの行動をご紹介します。

1.猫同士の揉め事に介入する

取っ組み合う2匹の猫

多頭飼育をしていると、猫たちにトラブルが起きて喧嘩になってしまうときがあります。

喧嘩を止めようと飼い主さんが間に入ることが、猫たちにはお節介となる場合があるんです。

喧嘩に見えて遊んでいるだけだったり、喧嘩をすることで猫たちの関係が落ち着いたりするからです。

我が家の猫達も喧嘩になりそうなときに間に入ると、とても不満そうな態度になります。

ケガをしそうなほどヒートアップした場合は、気をそらして喧嘩を止める必要があります。

しかしそうでなければ、猫たちのことは猫たちに任せて見守りましょう。

2.猫を移動させる

高い場所で寝そべる猫

猫が過ごしやすいだろうと、冬は暖房であたたかい場所、夏はエアコンで涼しい場所に猫を連れて行くのは、猫にはお節介な行動となります。

猫は快適な場所を見つけるのが上手だからです。また、高い場所から猫を下ろすのもお節介と思われてしまいます。

猫は高い所が好きで、周りを見渡せる場所があることはストレスを感じにくくさせるために必要です。

高い場所から上手に下りられない危なっかしい猫もいますが、そんなときは「下ろして」とサインを飼い主さんに送るでしょう。

3.同居猫を増やす

座る2匹の猫

猫が寂しそう、遊び相手がいた方が良いかもしれないと思って新たに猫を迎え入れるのは、猫によっては余計にストレス感じさせてしまう場合があります。

猫は単独で行動する生き物なので、ひとりでも寂しいと思うことはほとんどありません。

退屈にならないようにするには、キャットタワーなど高い場所や隠れられる場所を用意するなど環境を整えたり、飼い主さんが遊んであげたりすることで対処できます。

4.服を着せる

服を着た猫

動きにくくなったり、毛づくろいができなくなってしまったり、猫が服を着るとストレスとなってしまいます。

被毛が少ない品種の猫や体調によっては服が必要な場合もありますが、そうではないのに服を着せるのは猫に迷惑と思わせてしまうでしょう。

5.猫がひとりで過ごしているときに構う

窓から外を見る猫

飼い主さんに甘えることもありますが、猫はもとも単独で行動する生き物です。

猫だってひとりで過ごしたいときもあります。外を眺めたり、お気に入りの場所でリラックスしたり、ひとりの時間を楽しんでいます。

そんなときに構うのは、お節介でしょう。

また、猫は狩りをする生き物で、室内で暮らす猫は遊びで狩猟本能を満たしたり、狩りの練習をしたりします。

集中して遊んでいるので、飼い主さんが参加してくると興ざめしてストレスを感じてしまいます。

猫のひとり時間は構わずに見守ってあげましょう。

6.トイレの後にお尻を拭く

猫トイレの中にいる猫

猫がトイレに入った後、お尻をきれいに拭いてしまうと猫にお節介と思われてしまうでしょう。

猫は毛づくろいで自分のお尻まわりをきれいにすることができます。

猫のお尻はデリケートな場所なので、触られるのを嫌がったり、拭きすぎて炎症が起きてしまったりします。

もし猫のお尻が汚れていたら、濡らしたコットンなどで優しく拭き取って上げましょう。

長毛の猫でお尻が汚れてしまう場合は、お尻周りの毛を少しカットすると汚れにくくなります。

まとめ

抱っこされる猫

猫は単独で行動する生き物なので、飼い主さんが良かれと思ってしたことがお節介な行動になってしまう場合があります。

構いすぎにならないように注意しましょう。

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