猫のストレスを放置すると罹りやすい病気5つ

猫のストレスを放置すると罹りやすい病気5つ

猫は人以上にストレスを感じる生き物です。愛猫に負担がかかっているのに放置しておくと、病気になってしまうかもしれません。ストレスによってどんな病気にかかりやすいのか、知っておきましょう。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.糖尿病

だるそうな猫

猫ちゃんは血糖値があがりやすく、持続的に続く過度なストレスにより血糖値が上がって発症する場合もあります。

糖尿病になるとインシュリン投与や場合によっては入院などが必要になるかもしれません。猫も飼い主さんも大変になってしまいますので、なるべくストレスの少ない生活が送れるようにしてあげましょう。

2.肝リピドーシス

寝そべる猫

ストレスによって食欲不振が起きることも。そうなると「肝リピドーシス」という病気になる可能性があります。肝臓に過剰な脂肪が蓄積してしまうことで肝機能に障害がでてしまう病気です。もちろんストレスだけではなく、食欲がない原因にほかの病気が隠れている可能性は十分にありますので、勝手な判断はしないようにしましょう。

特に肥満猫の場合は3日ほど食べないと発症しやすい傾向があります。放置しておくと命に関わる場合がありますので、要注意です。特に体に異常がないのにご飯を食べないときは何かストレスや異常があるのかもしれません。

注意してあげてください。

3.猫風邪

子猫たち

猫風邪は一度かかるとウイルスが体内にとどまるといわれています。ストレスによって免疫力が下がると体内のウイルスが活発になり、再発するのです。

猫風邪というと軽い病気というイメージがありますが、子猫がかかると重篤な肺炎などを引き起こし、それこそ放置すると命が危ぶまれる状態になったりと、意外と怖い疾患です。また1匹が感染すると同居猫にあっという間に広がる可能性が高いので、注意しなければいけません。

4.常同障害

歩く猫

ストレスにより、意味のない行動を繰り返す「常同障害」を引き起こすことがあります。これは問題行動の一つです。

具体的にはしっぽを追い続ける、同じ場所を行ったり来たりするなど。一日の中で多少このような行動が見られても問題はありませんが、長時間繰り返しているようなら常同障害かもしれません。

早めに動物病院へ行き、獣医師の診断を受けましょう。またストレスとなっている原因を突き止めることも必要です。猫にとって精神的な負担を感じている要因やシーンがないかを考えてみてください。

5.特発性膀胱炎

聴診器と猫

これといった異常がないのに、膀胱炎になる場合が。これはストレスが原因だと考えられています。症状としてはトイレに行く回数が増える、トイレに行っても出ない、血が混じる、粗相などです。

もしストレスの原因がわかっているなら、それを解消してあげましょう。筆者宅の猫は、新入り猫がきたときにこの膀胱炎にかかってしまったことがあります。原因は、筆者が十分にケアできなかったからです。

新入り猫を迎えたときはただでさえ先住猫がストレスを感じやすいため、これまでより多くの愛情をかけてあげなければいけません。何をするにも先住猫を優先し、たくさん可愛がってあげてください。

まとめ

ストレスを感じている猫

猫はストレスを感じやすく、それがダイレクトに体調に出てきます。気をつけてあげないと、すぐ体調を崩してしまうでしょう。十分気をつける必要があるのです。

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