1.信頼できる動物病院が近くにある
猫と暮らしているとたとえ家の中でもケガをしたり、病気をしたりする場合があります。そのとき頼りになるのが動物病院です。猫は言葉で症状を伝えられないため、獣医師に診てもらうと安心でしょう。
またケガや病気は日中に発生するとは限りません。深夜に突然愛猫の具合が悪くなることもあるのです。そんなときに備え、救急病院も見つけておくとよいでしょう。
近くにあるとは限らないため、そこまでの足も確保しておくと安心です。車があれば問題はないでしょうが、タクシーで行く場合はペット可のタクシー会社も合わせて見つけておくと、さらに安心度が高まります。
2.日当たりがよい
日当たりがよい部屋は人気がありますが、猫にとっても重要なポイントです。一般的に散歩をしない猫は、日光に当たる機会が少なくなります。現在では完全室内飼いが推奨されており、賃貸物件でもそのような条件があるところが大半でしょう。
そのため、部屋に日光が差し込まないと猫はずっと日の光に当たれないことになってしまいます。万が一日当たりが悪くても、ストレスをためない環境作りをしてあげ、ご飯からビタミンDが摂れるようにしてあげれば大丈夫です。ですがなるべく、窓越しに日光浴ができる家を探してあげるとよいでしょう。
3.賃貸の場合は条件をゆるめる
賃貸物件に住む場合、飼い主さんこだわりの条件がたくさんあるでしょう。ですが現状では猫と住める物件は少なく、見つけるのが困難かもしれません。
そんなときはこだわりたい条件をゆるめる必要があります。こだわりすぎて見つからず、泣く泣く猫を手放す…なんて本末転倒ですよね?
どうしても譲れない条件、できればの条件と分けておくとよいでしょう。気をつけたいのが「ペット飼育可」となっていても猫はダメだったり頭数が決まっていたりする場合です。しっかりと確認しておきましょう。
4.床の材質
家の床の材質をチェックしておきましょう。フローリングは傷つきやすい場合があります。カーペットは猫の爪にひっかかりやすいため、どのような素材か見ておくとよいでしょう。
もしあまり猫には適していない材質の床でも、上にジョイントマットなどを敷く方法もあります。少しコストはかかりますが、猫に優しい素材のマットを敷き詰めてあげれば安心です。
5.天井の高さ
猫は上下運動を好みます。どちらかというと横方向より縦方向に動けた方が猫にとってはよいでしょう。ある程度高さのあるキャットタワーなどを設置してあげると、完全室内飼いでも楽しくすごせます。
そのため、十分な天井の高さがある家を選ぶとよいでしょう。キャットタワーによってはさほど天井が高くなくても置けるものはありますが、ある程度の高さを確保したければ天井の高さは重要です。
ただ猫によってはそこまで高い場所に登らない猫もいますので、愛猫の好みに合わせてくださいね。
まとめ
今日のねこちゃんより:虎(トラ)♂ / 3歳 / キジトラ / 5.2kg
猫と暮らす家を選ぶには、人目線だけではなく猫目線になって考える視点が大切です。猫の習性や好みを妨げない環境を、見つけてあげてください。