食欲不振の原因は?
食欲不振は、「食欲があって食べない場合」と「食欲が無い場合」とに分かれます。
食欲があってもご飯を残す時は、ご飯や食器が気に入っていない事が多いでしょう。
食欲が無く食べない時は、体調が悪い可能性が高いかもしれません。
1.ご飯を催促に来ない
いつもは楽しみにしているご飯を催促しに来ない場合は、食欲不振です。
猫時計と言われるぐらい、猫は時間に敏感です。一緒に暮らす人間が忘れていれば「まだかニャ?」と催促にきます。
しかし、食欲が落ちていると食べたい気持ちが湧いてこないため、呼ばない限り来ません。
2.ご飯を残してしまう
お腹は空いているのに食べられずに残す場合もあります。
口の中のトラブルで食べられない可能性があります。猫は口内炎を起こしやすいので、口の中が赤く炎症を起こしていないか、腫れていないかチェックをしましょう。口内炎がある猫はよだれが出たり、口の周りが黒く汚れる、口臭が強いなどの症状が起こります。
口内炎がない場合は、ご飯と食器が気に入っていないために残す事があります。
3.元気がない
元気がなく嘔吐や下痢が伴っている時は食欲不振になっている可能性が高いです。
身体の調子が悪くご飯を食べる元気がない場合、もしくは下痢をしてしまうので無理に食べようとしない場合が考えられます。
明らかに不調で食欲不振だと思われる時は病院をすぐに受診しましょう。
病院を受診
心配な場合は、とにかく病院に電話で相談するもしくは受診しましょう。
食欲不振になる原因は様々で、丸一日食べない場合は緊急事態と思った方が良いでしょう。
ちょっと様子を見ただけで悪化し、命の危険に関わる可能性がありますので、すぐに獣医師へ相談をしましょう。
ご飯や食器を変更
食べる環境を猫の好みに変更する事で食欲不振を解消できる可能性も高いです。
ライフステージや体調によって猫の身体が欲する栄養成分は変化します。必ず今の状況に合うご飯を用意しましょう。
変更する必要のないご飯には、大好きな物をトッピングすることで食欲が湧いてくるきっかけになります。
そして、しっかりと作られた食器を使用して、いつも清潔にしておきましょう。
まとめ
猫が『食欲不振』になっている時の行動3選と対処法についてお伝えいたしました。
食欲と健康は直結しますので迅速な対応が必要です。気候の変化やちょっとした事でも食欲は落ちてしまう事があります。
健康な状態の様子をいつも把握して、異変にすぐに気が付けるようにしたいですね。