1.まだ子猫の場合

子猫と一緒に眠ると、人間の重みで潰してしまうかもしれません。
子猫は自分で体温を調節することが難しいため、人間や他の動物と一緒に眠りたがります。
しかし、子猫は暖かい場所にいる事で安心し、睡眠も深くなっています。人間が上に乗っても気がつかず、知らない内に潰してしまう危険性があります。そして自力で人間に抵抗することもできません。
寂しいですがある程度大きくなるまでは別々に眠りましょう。
2.高齢によって問題がある場合

年齢を重ね痴呆症などの症状や体力が落ちている場合も、一緒に眠るのはやめた方が良いでしょう。
トイレまで間に合わず布団の上で粗相してしまったり、一晩中夜鳴きをすることもあります。
加齢現象は猫にも見られ、人間と似たような状態になります。
お世話が嫌になったり、猫自身を嫌いになったりしないよう、お互いに適度な距離感を保つことをお勧めします。
3.人獣共通感染症に罹患している場合

お互いにうつしあってしまう病気を、猫か人間のどちらかが罹患しているなら一緒に寝てはいけません。
人間から猫へ、猫から人間へうつるなど、共通感染症は沢山あります。
片方は罹患していても症状はなく相手だけが発症する病気、猫も人間も症状が出る病気など様々です。勿論、他の猫や動物からも隔離する必要があります。
4.噛み癖やひっかき癖のある猫

性格や気性にもよりますが、人間が怪我をしてしまうような癖のある猫とは一緒に眠るのはやめましょう。
噛み癖のある猫は、人間に対して恐怖感を持っている場合が多いかもしれません。
猫が現在の環境に慣れて落ち着くまでは、気長に待ってあげましょう。
勿論、人間と眠ることに興味のない猫もいますから無理強いをしてはいけません。
まとめ

猫には一緒に寝ちゃダメな子もいる?NGなケースとその理由4つについてお伝えいたしました。
猫と人間は、やはり同じ動物種ではありません。しかし、猫が人間に寄り添ってくれるため同じ暮らし方で良いのでは?と考えてしまいがちです。
猫と人間がより良く一緒に暮らせるように、人間の方から歩み寄っていきたいですね。