猫への『いい甘やかし・ダメな甘やかし』3つ!適切な対処方法とは?

猫への『いい甘やかし・ダメな甘やかし』3つ!適切な対処方法とは?

愛猫を「甘やかす」のは時と場合によって良いほうにも悪いほうにも影響します。甘やかすと良くないこともあれば、甘やかすのが正解ということもあるでしょう。本記事では良い甘やかしとダメな甘やかしについてご紹介したいと思います。

ダメな甘やかし3つ

イタズラ

猫にとってダメな甘やかし方とは、主に健康などを害する行動をそのままに好き放題させてしまうことです。

具体的にはこういったものが挙げられます。

  1. ご飯やおやつを欲しがるだけ食べさせる、人間の食べ物を与える
  2. イタズラしてはいけないものにイタズラをしていても放置する
  3. 猫が誤飲してしまいそうなものを片付けない

こういった「危険と分かっている行動を放置する」ことや「口にすると危険なものを出しっぱなしにしておく」という行為は時に愛猫の命をも脅かしかねません。

特に誤飲は飲み込んでしまったものによっては開腹手術になる可能性もありますし、欲しがるからと何でも食べさせることで思わぬ病気を引き起こしてしまう可能性もあります。

良い甘やかし3つ

猫を褒める

猫を「甘やかす」という行動自体には問題のないこともたくさんあります。

猫は自分の行動から飼い主さんがどんな反応をしたかまでをしっかりと学習するため、猫にとって良い方向に持って行くこともできます。

  1. 良いことをした時には大げさなくらいに褒める
  2. 猫がした行動によって飼い主さんが助かった場合は感謝としておやつを与える
  3. 爪とぎをしても良い場所を多めに用意する

猫は飼い主さんが喜んでくれた行動についてもしっかりと記憶します。飼い主さんが嬉しい時は愛猫も嬉しくなるため、できることなら「褒めて伸ばす」ようにしてあげると良いでしょう。

良くない行動を見つけて叱るのは簡単ですが、良いことをした時に褒めるのは意外と難しいかもしれません。しかし褒められて嬉しいのは、人間も猫も同じです。

またソファーなど家の中の家具などで爪研ぎをしてしまう猫もいると思います。

その場合は、爪研ぎをされては困る家具の近くに「爪を研いでも良い場所」を用意してあげたほうが良いでしょう。

まとめ

毛糸と猫

猫に犬と同じような「躾」をすることは出来ないかもしれません。しかし、飼い主さんが愛猫にどう接するかで愛猫自身の行動も変わります。

してはいけないことを愛猫がしてしまった時には短い言葉で注意し、逆に「声をかけたらイタズラをやめた」といった小さなことでもしっかり褒める癖をつけると良いでしょう。

愛猫が良くない行動をした時に逐一叱るのは簡単ですが、良いことをした時に逐一褒めるのは案外難しかったりもします。

なぜなら、問題行動のほうがどうしても目に付きやすいからです。

飼い主さんの愛猫との接し方次第で、愛猫の問題行動などもある程度解決することもあります。

猫と上手く付き合っていくために、飼い主さんご自身の意識も見直してみると良いかもしれませんね。

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