1.じ〜っと見る
やたらとじ〜っと見てくるとき、ヤキモチをやいている可能性があります。様子を探って本当は何かしらの行動を起こしたいけど、プライドゆえに何もできないのかもしれません。ねっとりとした視線を感じると思ったら、愛猫がヤキモチをやくようなことがないか考えてみてください。
もし心当たりがあるなら、愛猫を構ってあげましょう。きっと寂しい思いをしているに違いありません。遠くから、飼い主さんに気がついてほしいと思っているのです。
2.割り込んでくる
ヤキモチをやいて直接的な行動に出る場合もあります。飼い主さんとその対象の存在の間に割って入ってくるのです。猫がヤキモチをやくのは、生き物に対してだけではありません。
飼い主さんが使っているスマホやパソコン、テレビなども対象となります。よく目の前に割り込んでくるのはヤキモチをやいているからなのです。「自分を見て!!」という気持ちが強いのでしょう。
何か要求がある場合もありますが、いずれにしても飼い主さんの気を自分の方に向かせたいと思っているのは間違いありません。
3.噛む
ヤキモチが猫のストレスになってしまうことも。気持ちが高じてそれが「噛む」という形で噴出するのです。
猫が本気で噛むとひどいケガになる場合があります。その威力は、手のひらに穴が開いてしまうほどです。
猫はストレスに弱い生き物のため、あまりヤキモチをやかせるのはよくありません。精神的なバランスを崩し、体調不良になってしまうことも考えられます。
4.攻撃する
攻撃的になってしまう場合も。ヤキモチのストレスがたまりにたまり、飼い主さんや他の猫などにチョッカイを出してしまうのです。
特にナワバリ意識が強い猫の場合、この傾向が強いでしょう。お気に入りの場所や飼い主さんを自分のモノだと思っているため、近づく猫などを攻撃して遠ざけようとします。
どちらかが引いて収まる場合が多いですが、そうでなければ本気の喧嘩へと発展する場合も。大切な愛猫がケガをしないように、注意しておきましょう。
5.家出する
ヤキモチが高じて家の中の居心地が悪いと感じた猫は、家出してしまうかもしれません。環境の変化に弱い生き物なので、新入り猫を迎えたときは特に気をつけましょう。新しい猫に手がかかるからといって先住猫をおろそかにしてしまうと、ストレスになってしまいます。
その結果、家出したり体調を崩したりしてしまうのです。新入り猫に手がかかるとしても、ちょっとたいへんですがそれ以上に先住猫をかまってあげてください。そして何をするにも先住猫を優先するようにします。
「十分に愛情をもらってるにゃ!」と感じればそれほどヤキモチをやかずに済むでしょう。当然、家出する必要もなくなります。
まとめ
猫のヤキモチがどこからくるのかは分かりませんが、筆者はおそらく「ナワバリ意識」からきているのではないか、と考えています。オス猫の方がナワバリ意識が強い傾向にあり、筆者宅の猫もやはりオス猫の方がヤキモチやきだからです。
筆者が他の猫を可愛がっていると、決まってといってよいほど割り込んできます。そしてその猫を攻撃しようとするのですが、「私あなたのモノじゃない…」と嬉しいような悲しいような、そんな複雑な気持ちに。
きっと多くの飼い主さんがご経験されていることではないでしょうか?猫のヤキモチ、かわいくもちょっと迷惑?な気持ちも、受け止めてあげられるとよいですね!