猫の『譲渡会』ってどんなところ?里親になるための心構えや利用する際のマナー5つ

猫の『譲渡会』ってどんなところ?里親になるための心構えや利用する際のマナー5つ

運命の猫と出会う方法として「譲渡会」という手があります。一体どんなところなのか、気になりませんか?里親になるための心構えや猫の譲渡会に参加するときのマナーをチェックしていきましょう。

1.事前に条件などを確認しておく

情報チェック

猫の譲渡会についての情報を、参加前に確認しておきましょう。どのようなルールがあるのか、譲渡会の詳細がわかります。参加する側も、その方が安心でしょう。

何も事前情報なく当日参加して、迷惑をかけたり困ったことがあったりしては、せっかくの猫とのご縁が台無しになってしまうかもしれません。運命の出会いをムダにしないよう、必ずチェックしておくことをオススメします。

2.大きな音を出さない

静かに

譲渡会の会場には、当たり前ですがたくさんの猫がいます。猫は繊細な生き物で、特に多くな音が苦手です。また人見知りな場合がほとんど。

ただでさえ慣れない場所、慣れない人たちに緊張してナーバスになっているのに「かわいい〜!」「キャー!!」などと大きな声で騒ぐとストレスに感じてしまうでしょう。

必要以上に静かにすることはありませんが、大声では騒がないとキモに命じておいてください。つぶらな瞳の猫たちを見て歓声をあげたくなる気持ちはわかりますが、グッとこらえて心の中だけで騒ぎましょう。

3.スタッフさんの指示に従う

こちらを見る猫

譲渡会会場内では、スタッフさんの指示に従うようにしましょう。里親希望の方が他にもたくさんいるので、自分勝手に動いてしまうと皆に迷惑がかかってしまいます。わからないことはたずねましょう。

また、気になる猫がいたらその猫について聞いてみるのも○です。保護された経緯が聞けたり、抱っこさせてもらえたりするでしょう。運命の猫と出会うための第一歩です。

ルールやマナーを守る必要はありますが、臆せず猫とのご縁をつないでいきましょう。

4.最期まで飼う

抱っこ

猫の飼い主になる心構えとして一番大切なのは「最期まで飼う」という覚悟を決めることです。これがなければ飼ってはいけないというくらい重要な事柄となります。

保護猫は皆、外という過酷な世界で生きてきた猫たちです。生後間もない子猫なら記憶がない場合もあると思いますが、ある程度成長している猫なら、その大変さを覚えているでしょう。

中には病気になったりボロボロになってようやく生きてきた猫もいます。そんな思いをしてきた猫を無責任に「もう飼えない」と無責任に放り投げるのは、また地獄を味わわせることになってしまうのです。

ですから飼う前に必ず、最期まで面倒が見られるのかを考え、そしてご自身にその覚悟があるかを問うてください。もしどうしても事情で飼えなくなってしまった場合は絶対に次の飼い主さんを見つけてあげましょう。

それが猫の飼い主としての務めです。もしできる自信がないのなら、覚悟ができるまでは迎えないことをオススメします。

5.譲渡条件を守る

真面目そうな猫

猫には必ず譲渡条件があります。条件は保護団体によってさまざまですので、必ず確認して、守れるかを検討してください。

守れなさそうだと感じたら、ムリに迎えるのは止めましょう。お互い不幸になってしまいます。ムリなく迎えられると思ったときにだけ、里親になってあげてください。

まとめ

ニャンニャンくん
猫を飼うことには責任が伴います。安易な気持ちで迎えると「こんなはずじゃなかった」「もう飼えない」という悲しい未来を歩んでしまう事になるでしょう。1つの命を預かる意味を考え、慎重に決めてください。

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