猫が『伸び』をする5つのタイミング

猫が『伸び』をする5つのタイミング

猫は身体が柔らかいので思い切り伸びができます。この何気なく行っているように見える「伸び」には、猫らしさを保つ効果があります。それでは伸びについて見てみましょう。

1.ストレッチをしたい時

エビのように背中を丸める猫

エビのようにお腹を丸め、背中の方に伸ばしてストレッチのようなポーズをします。

眠りから覚めた後や同じ形で座ったりしていた後は、十分に伸びをし身体を起こそうとします。

伸びをする事で、身体中に酸素が行き渡り血液の流れもよくなります。柔軟性を保つためにも必要なストレッチです。

テリトリーチェックの前、ご飯を食べる前、遊ぶ前などやる気になっている時にもよく見られます。

2.眠くなっている時

フローリングでで伸びて眠る猫

眠くなると、横になり身体を思い切り伸ばしているポーズをよく見かけるでしょう。

この仕草で眠る準備を整えます。「もう寝る時間ニャ」と人間に伝えている猫も多くいるようです。

猫に促されて電気を消して眠りにつくとは、何て素敵な睡眠導入剤でしょうか!

3.気分転換をする時

手を伸ばす猫

お尻を高くして手を伸ばしたり、頭を高くして後ろ足を伸ばす姿を見かける事が多いでしょう。

失敗をした時や嫌な事があった時に、身体を伸ばして気持ちを整えようとします。これらは「転位行動」と呼ばれています。

同じように、グルーミングや爪とぎも転位行動として行われる事があります。

4.リラックスしている時

身体を伸ばす猫

気持ちが落ち着いていると、人間の方を向きながらググーっと身体全体を伸ばしたりクネクネするでしょう。

リラックスをしていると甘えたい気分にもなるようです。応えて人間がスキンシップをすると、猫は恍惚とした表情になります。

しかし、無防備にお腹を撫でると怒られますので注意してくださいね。

5.体温の上昇を防ぎたい時

伸びきっている猫

身体の表面積を大きくして、体温の上昇を防ぐ時も伸びを行います。

お腹や被毛にこもりやすい熱は、身体を空気に触れさせる事で蒸発させます。

猫は適温で気持ちの良い場所に移動するだけではなく、猫自身で身体を健康に保とうとしているのですね。

まとめ

伸びをする猫

猫が『伸び』をする5つのタイミングについてお伝えいたしました。

猫が伸びをしている姿は、私たちを幸せにしてくれますよね!

伸びは人間を幸せにするだけではなく、猫の健康増進にも役に立つ一石何鳥にもなる行動なのです。

スポンサーリンク