猫の『寝方』でわかる安心レベル5つ

猫の『寝方』でわかる安心レベル5つ

猫にはさまざまな寝方があります。安心しているレベルによっても、違いがでてくるよう。どんな寝方をしていたらどのくらい安心しているのでしょうか?チェックしてみましょう。

安心レベル1: スフィンクス寝

スフィンクス寝

スフィンクスとはご存知のように、エジプトのピラミッドの守り神として知られているあのスフィンクスのことです。前足を伸ばして座っていますが、猫も同様の座り方をするために「スフィンクス座り」と呼ばれています。

そしてそのまま寝てしまうのが「スフィンクス寝」。これはある程度はリラックスしていますが、何かあったときすぐに立ち上がれる体勢であるため、安心レベルは1程度と考えられます。猫にとっては何か少々警戒しておきたいものがあるのかもしれません。

安心レベル2: 香箱座り寝

香箱座り寝

香箱座りとは、前足を胸の辺りに収納している座り方です。英語では1斤の食パンのように見えることから「Cat Loaf」と呼ばれています。Loafには「ひとかたまりのパン」という意味がありますので、簡単にいうと「猫パン」ということなのでしょう。

香箱座りはリラックスしているときにする座り方で、前足を折り畳んでいてすぐには立てないため、この体勢で寝ているときの安心レベルは少し高めといえるでしょう。

安心レベル3: 横すわり寝

横すわり寝

横すわりの状態で寝ていることがあります。安心レベルは3程度と考えられますが、前足の状態で少々レベルが上下するでしょう。

前足を地面につけているときは、安心レベル3の下です。逆に完全に投げ出して寝ていたら、安心レベルは3の上になります。いざというときにすぐ動けるか否かで、レベルに差がでてくるのです。

安心レベル4: あごのせ寝

あごのせ寝

あごのせ寝は、猫があごをどこかへ乗せたまま寝る体勢のことです。かわいいと評判です。これは何かがあってもすぐに動けるような寝方ではないため、かなりリラックスている状態でしょう。

安心レベルは4に位置付けられます。なぜあごのせをするかにはいくつか理由があるようですが、その場所に安心感がなければしないでしょう。頭が重いためにあごを乗せている可能性もあります。

安心レベル5: ヘソ天寝

ヘソ天寝

文句なしに安心レベル5をつけられるのが、誰もが認める「ヘソ天寝」でしょう。ヘソ天とは、お腹を上に向けている姿のこと。急所がまる見えになっているわけですから、警戒心のかけらもない状態です。

比較的のんきな性格の猫や暑いときに見られる姿勢ですが、そのまま寝てしまうのは「ここにはキケンは何もないにゃ」と思っているからでしょう。そうでなければお腹を全開にはしません。かわいい寝姿なので思わず騒いでしまいそうになりますが、起こしてしまうとかわいそうなので、そっとしておいてあげましょう。

まとめ

マロンくん
猫の寝姿はとても独特です。その猫の性格によっても、する寝相としてくれない寝相があります。筆者宅には3匹の猫がいますが、リラックスしていたとしても絶対にヘソ天寝はしない猫もいるのです。

ですからもし、あなたの愛猫が安心レベルの高い寝方をしていなくても、リラックスできていないのでは?と心配しないでください。普段だらけた姿を見せてくれているようなら、大丈夫です。その猫の性格なのでしょう。

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