1.少〜しずつ慣らす
もしまだ子猫なら、少しずつお風呂に慣らしていくと成猫になる頃には入れるようになっているかもしれません。嫌がる場合、最初は濡れタオルで拭くだけ、次はちょっとだけ濡らしてみるなど、段階を踏んでいくと比較的スムーズにいくでしょう。
シャワーの音を怖がる場合がありますので、なるべく体にシャワーヘッドを近づけて静かにお湯をかけてあげてください。もしくは洗面器などにお湯を溜め、それをかけてあげましょう。
ただ、このようにしても慣れない猫は慣れないことも。ムリに入れるとストレスになってしまう場合がありますので、愛猫の様子を見ながら行ってください。
2.おやつ作戦
2人でお風呂に入れられるようなら、1人が洗い1人がおやつなどで猫の気をそらすという方法も。すばやく洗えば愛猫が夢中になって食べているうちに終わるかもしれません。
しかもおやつを与えると「体を洗う=おやつがもらえる」とよいイメージを持ってくれるので、多少我慢をしてくれるでしょう。逆にお風呂タイムを楽しみにしてくれるようになるかもしれません。
3.蒸しタオルで
お風呂嫌いだと、お風呂場に連れていくだけでも一苦労でしょう。察しのよい猫の場合、飼い主さんの雰囲気を感じとり、サッと逃げてしまうかも。そんな絶対拒否の姿勢を示す猫には、蒸しタオルで体をキレイにしてあげてはいかがでしょうか?
愛猫をまるっと包めるくらいの大きさのタオルを用意し、飼い主さんが快適と思える温度の蒸しタオルを作ってあげてください。顔や足先などの細かいパーツをキレイに拭くのはもちろん、全身温かいタオルで拭き取ってあげればリラックスもできます。
声をかけながら行えば、よりよいスキンシップにも。肩周りは凝っていることが多いので、軽くマッサージして血行をよくしてあげましょう。最後は乾いたタオルで拭いて終わりです。お風呂に入れる苦労をせずに、愛猫をキレイにできます。
4.ドライシャンプー
水のいらないドライシャンプーもオススメです。タオルなどにつけて拭き取るだけなので、手軽に愛猫をキレイにできます。体力のない老猫や子猫にも向いています。
被毛の奥にもシャンプーが行き渡るように、もみこんでください。十分になじんだら、タオルで拭き取ります。足先やお尻周りは汚れやすいので、より丁寧に。
口周りなど、普段のちょっとしたお手入れにも使えます。
5.拭き取る
よりお手軽にキレイにしたい場合は、ペット用のウェットティッシュを使いましょう。サッと取り出して拭くだけです。少しの汚れならこれだけでも十分でしょう。
排泄物がついてしまった場合は、ウェットティッシュだけでは不十分かもしれません。ドライシャンプーか汚れている部分だけをシャンプーしてあげてください。
まとめ
猫は自分で毛づくろいをするためそう頻繁にシャンプーをする必要はありませんが、もしできるなら理想的です。いくつか方法がありますので、愛猫に合った方法を探してあげてください。
できれば、お風呂好きになってくれることを祈って!ご健闘を祈ります。