猫が思わず逃げ出したくなる『不快音』4つ

猫が思わず逃げ出したくなる『不快音』4つ

日々の生活の中には様々な音で溢れています。人間にとっては聞き慣れた音であっても、猫が驚いたり、嫌がって逃げ出す場面も少なくありません。それでは、猫が思わず逃げ出したくなるのはどんな音でしょうか?

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記事の監修

北里大学獣医学科卒業。埼玉県内の動物病院で勤務医をしながら教育・研究にも携わっており、大学では『伴侶動物の鉄代謝』をテーマに研究しています。『猫は小さな犬ではない』という格言のもと、何よりも猫ちゃんの健康と福祉の向上を一番に考え、日々の診療に励んでおります。

1.掃除機

掃除機をかける人と猫

掃除機をかけることは、飼い主さんにとって日常の行動の1つですよね。

しかし、かけ始めた途端、猛ダッシュで逃げ出す猫が多いでしょう。

猫は人間が聞き取れない超音波まで聞き取れるほど、優れた聴覚の持ち主。

暗闇でも獲物の居場所を音で見つけられるよう、発達したと言われています。

そんな猫にとって、掃除機の音はまさに騒音。

大きな音を立てながら動く様子を得体の知れない「敵」だと思っているのかもしれませんね。

2.花火

隠れる猫

猫にとっての不快音と言えば、夏の風物詩「花火」も挙げられます。

下から突き上げるような「ドーン」という音に驚いて、思わず逃げ出してしまうこともあります。

猫が隠れられる静かなスペースを確保してあげましょう。

3.雷

雷を怖がる猫

自然現象である「雷」は防ぎようがないですよね。

人間でも怖いと感じる響き渡る低音は、猫にとって恐怖と共に不快なのでしょうね。
驚いて逃げ出したくなる音の1つでしょう。

雨戸やシャッターがあれば、閉めると音の軽減になります。

また、窓から離れた部屋に猫が隠れられるスペースを作ってあげましょう。

4.インターホン

階段を降りる猫

インターホンの音に反応して逃げ出す猫もいるでしょう。

我が家の猫も、「ピンポーン」と鳴ると一目散に逃げ出します。

この音が鳴ると、誰か知らない人が入ってくると学習しているのかもしれませんね。

音量を調節し、猫に不快感を与えないよう気を配りましょう。

まとめ

掃除機に不愉快な猫

いかがでしたか?

飼い主さんは、猫が人間より遥かに音に敏感であることを理解しておかなければいけません。

猫が逃げ出したくなるほどの音は、猫にとって大きなストレスとなります。

愛猫が出来るだけストレスを抱えないよう飼い主さんも工夫をしてあげましょうね。

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