猫が誤食すると死ぬ『危険な植物』6つ

猫が誤食すると死ぬ『危険な植物』6つ

人間が作る緑環境には、猫にとって危険な植物も多く存在します。本記事では、その中でも危険度の高い植物をご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.カロライナジャスミン:ゲルセミウム科

カロライナジャスミン

アメリカ原産のつる植物であるカロライナジャスミンは、大変に危険です。

カロライナジャスミンには中枢神経に作用するゲルセミンという毒性の高い成分が含まれています。呼吸困難、血圧降下、心機能障害などの中毒症状を引き起こします。

匂いがジャスミンに似ているため、この名がつきました。しかし一般的なモクセイ科のジャスミン(マツリカ)は白い花、カロライナジャスミンは黄色い花です。

綺麗な姿から鉢で育てられることの多いカロライナジャスミンですが、口に含むと猫にも人間にも危険な植物です。

2.アジサイ:アジサイ科

アジサイと猫

日本に多く自生している低木のアジサイは、身近にある危険な植物です。

昔から薬として使用されてきたアジサイですが、薬と毒は裏表の作用と言います。

切花として飾られることの多いアジサイですが、猫のいる家庭では絶対にやめましょう。

3.イチイ:イチイ科

イチイの木のアップ

常緑針葉樹のイチイも猫にとって危険な植物で、タキシンという毒が含まれています。

マレーシア西部やメキシコが原産のイチイは日本でもよく見られます。

赤い実は食べられますが、種子や茎などを食べると死にいたる危険性があります。

リースの材料としても使われますので気をつけなければなりません。人間が食べても同じく危険です。

4.ユリ科全般

ユリの花と猫

ユリ科はユリ全般、すずらん、オモト、タチアオイ、チューリップ、ヒヤシンスなど危険性の高い植物が多くあります。ユリ中毒では急性腎不全を引き起こし命にかかわります。

花の香りでも具合を悪くする猫がいますので、部屋に飾るのもやめた方が良いでしょう。

5.クリスマスローズ:キンポウゲ科

自生するクリスマスローズ

クリスマスローズにはサポニンやヘレブリンといった成分が全体に含まれています。これらの成分には心収縮を強くする作用があり大量に摂取すると命にかかわります。

季節になるとクリスマスローズはあちらこちらで見かけます。花束としても人気がありますので、猫にとっても身近な植物と言えます。

全体的に毒性が強いですが、特に根っこは危険度が高いようです。

6.ニチニチソウ:キョウチクトウ科

綺麗な赤いニチニチソウ

ビンカアルカロイドの含まれるニチニチソウも、猫が食べては危険な植物で多めに食すと死に至ります。

マダガスカルを中心とした亜熱帯地方が原産のニチニチソウです。暑い場所で気持ちよさそうに咲く姿をよく見かけますよね。

可愛いからと家の中に飾るのは絶対にやめましょう。キョウチクトウ科の植物も全体的に中毒を起こしやすく注意が必要です。

まとめ

綺麗な花の中にいる猫

猫が誤食すると死ぬ『危険な植物』6つについてお伝えいたしました。

美しい花には毒があると昔から言いますよね。猫と暮らす場合は、危険を避けるためにもよく調べてから植物を選択しなければなりません。

口の中に含むだけで中毒症状を起こす種類も多いです。猫の健康は私たち人間が気をつけなければいけませんね!

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