1.フィットして心地よい
猫は野生時代、外敵から自分の身を守るため、狭い穴の中に身を潜めていました。
狭くて体がフィットする場所は、外敵が入れないため、安全だと認識しているのです。
その名残りから、家の中で暮らすようになっても、体がすっぽり収まる隙間や窮屈な段ボールなどを好むのです。
それと同じように、飼い主さんの股の間は、体がフィットし心地よいのでしょうね。
2.安心している
猫は嗅覚が人間よりも発達しており、「匂い」で様々な情報を得ています。
それくらい猫にとって、匂いは重要な役割を果たしているのです。
愛猫が飼い主さんの匂いを嗅ぐのは、知っている匂いかを確認し、安心したいのです。
飼い主さんの股の間に埋もれると、大好きな飼い主さんの匂いに包まれ、安心できるのでしょうね。
また、自分の匂いを飼い主さんに付け、飼い主さんが自分のものであることを主張する意味もあります。
3.温かい
猫は気温の変化に敏感な動物です。特に寒い時期は、温かい場所を求めて移動を繰り返します。
窓際で気持ち良さそうに昼寝している姿をよく目にしますよね。
しかし、日が落ち、太陽の光がなくなると飼い主さんのそばで暖を取ろうとします。
体の中でも股の間は特に温かい場所。温まるために、飼い主さんの股の間に埋もれてしまうのでしょうね。
4.甘えている
猫は子猫時代、母猫のお腹に埋もれ、スヤスヤと眠ります。
家の中で一緒に暮らす飼い主さんは、まさに母猫代わり。
母猫のように慕い、いつまでも子猫気分が抜けません。
飼い主さんの股の間に埋もれて、甘えているのでしょうね。
まとめ
いかがでしたか?
猫が股の間に埋もれていると、嬉しい反面、「立ちたくても立てない」ということもあるでしょう。
しかし、「なぜ?」と思う猫の行動にも、必ず理由があります。
そう思うと「仕方ないなぁ」と許せてしまうものかもしれませんね。