1.構われたくないのに構ってくる
ひとりで過ごしたいのに構ってくる
飼い主さんのことが大好きでも猫もひとりで過ごしたいときがあるんです。例えば寝ているとき、窓の外の景色を見ながらリラックスしているときなどです。
寝ていたのに起こされたり、遊ぶ気分じゃないのに構われたりしたら、飼い主さんのそばでリラックスできなくなってしまいます。
集中しているときに構ってくる
猫がごはんを食べているとき、遊んでいるとき、毛づくろいをしているときは集中しています。
集中しているときに構われることは猫にとってストレスとなってしまうのでそっとしてあげましょう。
嫌がっているのに構ってくる
猫が嫌がっているのに抱っこをする、嫌がっているのに来客の前に連れて行くなど、猫が嫌がったらそれ以上は構わないようにしましょう。飼い主さんを苦手な存在だと思ってしまうこともあります。
また、抱っこやなでられるのが好きな猫でも、長い時間それが続くと嫌がることがあるんです。
猫はイライラすると耳を後ろに向けたり、しっぽを強く振ったりしてサインを送ります。そのサインを無視して構い続けると、暴れたり飼い主さんを噛んだりしてしまうこともあります。
同じように、猫の体のお手入れも嫌がったら一旦開放してあげましょう。
猫をほめながらお手入れをしたり、ごほうびにおやつをあげたり、お手入れに良いイメージを持ってもらえるようにしましょう。
2.猫吸いしてくる
猫のふわふわな体に顔を埋めて、猫のにおいを嗅ぐ「猫吸い」。
猫吸いされるのが好きな猫もいますが、飼い主さんに捕まって動けなくなってしまうのが嫌だと感じる猫もいるんです。
特に猫がヘソ天でお腹を見せて寝転がっていると、猫のお腹を猫吸いしたくなる飼い主さんもいると思います。
実はお腹を見せているのは「触っていいよ」という意味ではなく「無防備な姿を見せられるほど信頼しているよ」という意味だそうです。
お腹を猫吸いしてしまうのは猫からしてみれば無遠慮な行為なのかもしれませんね。
3.大きな音を出す
猫は大きな音や大きな声が苦手です。生活音は慣れてしまうこともありますが、突然大きな音が鳴るとパニックになったり、怖くて動けなくなったりすることがあるんです。
掃除機やドライヤーなどの音を怖がる猫は多いですが、他の部屋へ逃げられたり、隠れられる場所があったりすればそれほど心配は要りません。
そうでない場合、掃除機やドライヤーを使う飼い主さんを怖がってしまうかもしれません。
4.服を着せる
手術の後やケガの治療などで猫に服を着せる場合がありますが、服を嫌がる猫は多いです。
服を着ると思うように動けなかったり、毛づくろいができなかったりしてストレスを感じるからです。
猫の可愛いコスプレ写真を撮る場合、猫が嫌がらなくても短時間で撮影を終わらせてあげたほうが良さそうです。
猫が嫌がっているのに着せようとすると、猫が飼い主さんを怖がってしまうことがあります。
5.同居猫を増やす
新たに猫を増やすのは、先住猫にも新入り猫にも大きなストレスとなる場合があります。飼い主さんに対しても怒りっぽくなってしまう可能性もあります。
いきなり対面させるのは避け、少しずつ時間をかけて慣れさせることが必要です。
まとめ
飼い主さんの無遠慮な態度は、猫と飼い主さんの信頼関係に影響してしまうことがあります。
猫が構われたくないと思っているときに構う、猫を驚かせる、猫を不安にさせることなどが、無遠慮な態度だと猫に受け取られてしまうかもしれません。
猫の気持ちを考えて接してあげたいですよね。