五輪選手に負けにゃい!驚異の身体能力
猫は生粋のハンター。実は、ずば抜けた運動神経を持っています。
普段のダラダラした様子からは想像できないかもしれませんが、能力でいえばオリンピック選手並に優れているのです。
もしも猫が「東京2020(にゃおにゃお)大会」を開催したら、どのような活躍を見せてくるのでしょうか。そんな「猫アスリート」の身体能力について紹介いたします!
1.優れたジャンプ力
猫は柔軟な背骨や発達した後ろ足の筋肉を生かし、身長の5倍程度の高さまで飛び上がることができます。高さでいうと1.5~2m程です。
人間は助走をつけた走高跳において、1993年ハビエル・ソトマヨルが残した2.45mが世界記録になっています。
猫は助走をつけずに一気にジャンプできることから、とんでもない能力を持っているといえるでしょう。
2.登ることを躊躇わない
猫は高い場所を好むので、積極的に登ります。まるでボルダリング選手のように、道筋立ててゴールを目指します。
しかし、降りるルートまではプランに入れていないようです。
そもそも降りるという動作自体が苦手なので、状況次第では飼い主さんによるレスキューが必要になります。
3.短距離走が得意
狩りに必要なのは瞬発力なので、猫は短距離走に向いています。狩りに慣れた猫が本気を出せば、100mを7.5秒程で駆け抜けることができます。時速はおよそ48kmです。
これは、ウサイン・ボルトが持つ記録9秒58(トップスピードの時速44.7km)を上回る速さになります。
4.動体視力が凄い!!
猫は動くものがコマ送りに見えるほどの動体視力を持っています。擬人化した猫同士が卓球をした場合、半永久的にラリーが続くでしょう。決着がつかない可能性もあります。
5.バランス感覚が良い
猫は三半規管が発達しているので、並外れたバランス感覚を持ち合わせています。そこに柔軟性の高い関節が相まって、あのアクロバットな動きを可能にしているのです。
カシャブンで遊ぶ姿は、まさに体操の「ゆか」です。猫には必ず足から着地するという能力があるので、着地も非の打ち所がないでしょう。
肥満対策に体を動かそう!
せっかくの身体能力も、食べては寝るの繰り返しでは宝の持ち腐れです。将来的に肥満になってしまう恐れもあります。
猫は夕方以降の暗い時間帯に活発になります。この時間を有効活用して、積極的に体を動かすように促してみてください。
おもちゃでキャットタワーに誘導すれば上下運動ができ、カシャブンのようなアイテムを使えば全身の運動になります。
ちなみに運動時間は数分程度で大丈夫です。猫の集中力は狩りに合わせて短時間しか持ちません。
まとめ
猫の中には、アスリートのように優れた運動能力が眠っています。もしもオリンピックに「猫」という団体が現れたら、メダルは猫勢に根こそぎ持っていかれるかもしれません。
猫同士の「東京2020(にゃおにゃお)大会」も見てみたい気はしますが、何せ気まぐれな動物なので「気乗り気ないので棄権!」や「ちゅーるによるドーピング疑惑」など、グダグダな大会になりそうですね(笑)
筆者の想像はさておき、今回は「猫という動物は実は運動神経が良い」ということを紹介させていただきました。