1.何をされても怒らない
猫が人間の赤ちゃんに怒らない理由は、自分よりも弱い存在だとわかっているからではないでしょうか?体の大きさは自分と同じか少し大きいくらいでも、お世話が必要な生き物だと感じているのでしょう。まだまだ子供なのだと。
猫界でも、成猫が子猫に譲歩して接する傾向があります。本能的に子猫のように保護しなければいけないと理解しているのではないでしょうか?そのため、たとえ叩かれたとしてもしっぽを引っ張られたとしても動じないのです。
嫌なら逃げればよいのにじっとしているということは、子猫をお世話する母猫の心境になっているのかもしれません。
2.お世話をする
赤ちゃんのお世話をかいがいしく行う猫も。添い寝はもちろん泣いたらなぐさめ、あやし、一緒に遊ぶこともあります。母性本能がそうさせるのでしょうか?赤ちゃんのママは大助かりですね。
子猫の場合はおそらく、赤ちゃんを兄弟だと思っているのでしょう。いつも一緒に行動して、べったりとくっついて寝ます。たとえ言葉が通じなくても関係ありません。
成猫でも子猫でも、人間の赤ちゃんと接している姿はほほえましいです。どちらも人にいやしを与えてくれる存在ですね。
3.守る
人間の赤ちゃんを自分の身をていしてまで守る姿もたびたび見られます。
犬に襲われそうになっていた赤ちゃんを助けようと、自分よりも大きな犬に立ち向かっていった猫。置き去りにされてしまった赤ちゃんによりそい、寒さから守り抜いた猫。
赤ちゃんのパパがわざと赤ちゃんを叩くまねをしたときにも、本気で噛みついて守った猫がいました。自分の子供ではないしましてや種族も違うのに、この愛情の深さです。感動さえ覚えます。
注意すべきこと
準備する
猫と赤ちゃんの関係作りは、対面させる前からはじまっています。猫は環境の変化が苦手なので、ある日突然赤ちゃんが来た!とはならないようにしてあげてください。赤ちゃんグッズを徐々に増やしていくのはもちろん、赤ちゃんが生まれたらその匂いがついたものを置いておきましょう。
いざというときに猫がすぐ隠れられる場所作りも重要です。各所に用意しておいてください。言葉を理解しているかは分りませんが、赤ちゃんが来ると伝えておくのもよいですね。きっと何かを感じ取ってくれるはずです。
迎える当日
赤ちゃんを迎える当日は、赤ちゃんが静かなときに対面させてください。泣いているときだと警戒してしまいます。
またムリに近づけることのないよう注意してください。猫の方から近づいてくるのを待つようにしましょう。どのような反応を示すかはその猫次第です。もし警戒したとしても焦らず、ゆっくりと時間をかけて仲良くなれるようにしてあげましょう。
気をつけたいのが、赤ちゃんのお世話にかかりきりになることです。猫がヤキモチをやいてしまうかもしれません。大変ですが猫との時間もしっかりととってあげてください。
まとめ
ご紹介したように猫が赤ちゃんに対して優しい行動をとることもありますが、逆に警戒してしまうこともあります。愛猫の反応を見ながら対処していきましょう。