1.フレンドリー
誰にでも「ハーイ!」と気軽に挨拶を交わす陽気なアメリカ人のように、人懐こい子は気さくに挨拶してくれます。
どうやって分かるのか不思議ですが、猫好きな人には猫の方から駆け寄ってすりすりゴロゴロ。
初めての人にも、まるで10年間会わなかったかのような親しさで出迎えてくれます。
2.物怖じしない
寄って来ていきなりゴロンとお腹を見せたり、こちらから近寄ると香箱座りのまま目を細めてゴロゴロ喉を鳴らしたり。人懐こい猫はときに大胆で、「警戒心って知ってる?」と聞きたくなるほど物怖じしません。
猫の10倍近く大きい人間は生き物として怖いはずなのに、何の迷いもない猫を見ると、その子の種族を超えた信頼の大きさを感じます。
3.鷹揚(おうよう)
何をされてもされるがまま。たまにしっぽの先を踏んだとしても、「気をつけてよね」の一瞥で大らかに許す。
仮に教育的指導(猫パンチ)が出たとしてもポンと軽く、爪はきちんと引っ込める気の遣いよう。
そのどーんと構えた姿は王侯貴族の風格を漂わせ、ときに人がお仕えしている気分になるのです。
4.世話を焼く
- 「こっちだよ!」と道案内する
- 「撫でたいでしょ。ハイどうぞ!」とお腹を見せる
- 真横に座る
- 甘えるように体を寄せる
- 膝に乗る
猫は案外世話焼きです。これらは猫のホスピタリティの表れで、猫たちは少し大げさな振る舞いでお客様をお迎えします。
たまに「私たちにはしないのに」と焼きもちを焼く飼い主さんがいらっしゃいますが、それはとんでもない勘違い!
大好きな飼い主さんのお客様をもてなそうとしているのですから、逆に大いに褒めてあげたいですね。
まとめ
人懐こい猫は人が大好き。フレンドリーなのは人と接する機会が多かったから、そして基本的に甘えん坊な性格なのでしょう。
別れるときに少し寂しそうな顔をするのが、また猫好きの心をうずかせます。
また、みんなに愛され撫でてもらったりおやつをゲットしたり、家庭内でも地域でも譲渡会でも人気です。
彼らが猫の親善大使となって猫を大切に思ってくれる方が増え、猫が住みやすい世界になるといいですね。