1.老化
老化によって食欲が落ち、痩せてしまったのかもしれません。噛む力が衰え、ドライフードが食べづらいということも考えられます。年齢や愛猫に合ったフードを与えるようにしてあげてください。
ただあまりに急激に痩せる場合は何かの病気が関係している可能性もあります。全身が被毛に覆われていて体重の減少に気が付きにくいので、定期的に測定するようにしましょう。老猫は免疫力も落ち病気にかかりやすくなりますので、体調の変化に気をつけてあげてください。
2.運動量が増えた
最近愛猫の運動量が増えた、ということはありませんか?例えば、気候があたたかくなりよく活動するようになったり、引っ越した先でいままで以上に体を動かせるようになったり…。猫が増え、遊び相手ができたためにたくさん動くようになった可能性もあります。
運動量が増えたのに摂取しているカロリーが少ないと、痩せてしまうのは当たり前です。消費カロリーに合った量のフードを与えてあげてください。
3.ストレス
猫はとても繊細な生き物です。そのため、ストレスをためやすい傾向があります。人にとってはちょっとしたことでも、気になってしまうのです。
特に環境の変化に弱いので、模様替えや引っ越しで大きなストレスを感じます。新入り猫も負担になることがあるでしょう。それらが原因となり、食欲が低下して急に痩せてしまうのです。
その他にも猫がストレスを感じる要因はたくさんありますので、最近何か環境の変化がなかったかを確認してあげてください。もし思い当たることがあるなら、なるべく緩和できるようにしてあげましょう。
猫が長期間ご飯を食べないと、命に関わる病気にかかってしまう場合があります。気をつけてあげてください。
4.ご飯が合わない
ご飯が猫に合わないために食べなくて痩せる場合も。食にこだわりがある猫は多いです。好みと違ければ食べない!という頑固者もいます。
または体質に合っていない可能性もあります。必要なカロリー量が満たされていないフードを与え続ければ、痩せてしまうのは当然でしょう。その場合は一度見直さなければいけません。
5.病気
病気により、急に痩せてしまうケースは多いです。腎臓病や糖尿病、甲状腺機能亢進症などが考えられます。多飲多尿も併発する場合がありますので、注意してみておきましょう。
これまでと変わらない生活を送っているにも関わらず愛猫が痩せてきたと感じたら、一度動物病院を受診してください。
まとめ
もふもふな猫は、痩せていても気がつきにくいでしょう。定期的な体重測定を行えば、変化に気がつけます。
愛猫と一緒に体重計に乗り、そこから飼い主さんの体重を差し引けば簡単に測定可能です。スキンシップの一環として、行なってみてはいかがでしょうか?