猫の『ウンチ臭』がきつくなる理由2つと予防策

猫の『ウンチ臭』がきつくなる理由2つと予防策

猫の排泄物を「くさい!!」と感じる方は多いと思います。しかし、いつもと臭いが違うと感じられる時はよく観察する必要があります。それではウンチが臭くなる原因にはどのような事があるのか見てみましょう。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.食べ物を変えた

ご飯を食べる猫

食べたものが排泄物として出てきますので、ご飯を変えた時は臭いがきつくなることがあります。

猫が食べるご飯は、猫の成長段階や体調に合わせて変える必要があります。

肉食動物はタンパク質の多い食事をしますが、年齢によって摂取量が変化します。その場合、いつも嗅いでいるウンチの臭いとは違っているでしょう。

2.腸内環境の乱れ

トイレから覗く猫

腸内環境に問題があると、ウンチがいつもより臭く感じられることがあります。

消化がうまくいかず下痢便や血液混じりのウンチになったり、嘔吐をすることがあります。

腸炎や膵炎が疑われるかもしれません。便秘になってウンチが臭くなっている可能性があります。

血液の混じったウンチを臭いと感じることもあるようです。

予防①:食物繊維を多く摂取

病院で診察される猫

猫の症状に合わせて、ご飯やサプリメントを変えると良いでしょう。

腸内に問題がある時は病院で原因を調べてから、ご飯を変更したりサプリメントを取り入れてください。

下痢や便秘の原因は様々なため、プロによる診断や処方が大切です。その後、猫の腸内環境も通常に戻ってくるでしょう。

予防②:運動を多めに行う

ジャンプをする猫

身体のバランスを整えるために運動を行うことも大切でしょう。

家の中で生活をしている猫たちは、興味を沸かせる環境を作らなければ運動不足に陥る可能性があります。

一緒に遊ぶ時間を増やしたり、キャットタワーを設置したり、家具の配置を変えたりしてくださいね。

まとめ

トイレの砂をかく猫

猫の『ウンチ臭』がきつくなる理由3つと予防策についてお伝えいたしました。

いつもと様子が違う場合は、過保護と言われても病院を受診してください。

食べる、出す、眠るがバランス良く行われていると猫も健康的な日々を送れます。

これからも、愛猫との日々を大切にしたいですね。

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