1.安心するから
猫がぬいぐるみを溺愛し始めた理由…。それは「安心するから」に他ならないでしょう。以前ネットで見た、留守番の際に飼い主さんが置いた子猫のぬいぐるみによりそう子猫の姿が目に焼きついて離れません。
きっとそうやってくっつくことで安心を得ているのです。猫は体の一部が何かに触れているとホッとするのだとか。ぬいぐるみはふわふわしていて気持ちがよいですし、絶好の安心スポットとなるのでしょう。
2.仲間だと思っている
ぬいぐるみを仲間だと思っている可能性も。同じ猫の形をしていれば母猫か兄弟猫かと勘違いしているのかもしれません。とても可愛い勘違いです。
一緒に寝れば温かいですし、そのやわらかい感触に癒されます。猫はご存知のようにお互いの体をくっつけ合い、猫団子となって寝るため、それを再現しているとも考えられます。
苦しいほどに密着し、あたたかさや安心を得ているのでしょう。そんな愛猫の姿を目撃した飼い主さんは、もうメロメロになってしまうのではないでしょうか?
3.自分のニオイが染みついているから
お気に入りのぬいぐるみを常に近くに置いていると、猫のニオイが染み付いていきます。猫は自分のニオイがすると安心するため、一緒にいればいるほど愛着のあるものになっていきます。
柔らかくてホッとできて、なおかつ自分のニオイがするとなれば溺愛してしまうのも無理はないでしょう。猫にとっては手放せない宝物になります。勝手に洗ったり捨てたりしたらおそらく叱られますので、気をつけていきましょう。
4.精神が不安定のとき
小さなお子さんが手放せないのが「安心タオル」。それが毛布やぬいぐるみのこともあるでしょう。それと同じで、猫にもその溺愛するぬいぐるみが安心タオル代わりなのです。
精神が不安定になったときにそばにあれば、ホッと安心できます。逆に安定しているときに飼い主さんが差し出しても、逃げることもあるよう。気まぐれな猫らしい行動です。
もしボロボロになって交換したい時は、古いものと新しいものをしばらく同居させましょう。猫が新しいものを使い出したら、古いぬいぐるみを処分するようにすると、猫の精神が不安定にならずに交換できます。
5.獲物代わり
ぬいぐるみを獲物だと思っていることもあるようです。猫のおもちゃにはけりぐるみなるものがありますが、猫の本能がうずいたときにぬいぐるみを獲物にみたてて攻撃するのです。
その攻撃力はハンパではありませんので、ぬいぐるみが壊れてパーツなどを誤飲しないように注意してあげましょう。なるべく頑丈なものを与える必要があります。
まとめ
今日のねこちゃんより:はくちゃん♀ / 3歳 / キジトラ / 5kg
猫がぬいぐるみをぎゅっとする姿ほど可愛いものはありません。もふもふがもふもふを抱っこしているのですから、悶絶間違いなしです。でも猫には猫なりの理由があり、ぬいぐるみを溺愛しています。
飼い主さんの都合でぬいぐるみを捨てたり洗濯したりしないように注意してください。猫のお気に入り、たいせつにしてあげてください。