猫のうっかり
猫には人間には無い、野生の本能と言うべきものが備わっています。そのためついうっかりして突拍子もない行動をとって、飼い主をびっくりさせる事があります。
しかしこれは飼い主に対して悪意があってのものではありませんし、本能によりどうしてもやってしまう行動なのです。
飼い主が元から把握する事でやって欲しく無い行動も事前に止められるような工夫を施す事ができますので、ぜひチェックしておきましょう。
1.狭い空間に入る
猫の本能として、自分の体がギリギリ入るくらいのスペースに身を隠そうという考えがあります。狭い空間に入る事で猫も安心するのです。
その影響で、家で飼われている猫であれば、様々なところに勝手に入ろうとします。
子猫のうちであればからのティッシュ箱に無理やり入ろうとします。
成猫になればクローゼットの中や洗濯物を入れるカゴの中、押入れの中など「よく見つけたね」と言いたくなるくらいに勝手に見つけて入ります。
愛猫がどこにも見当たらないときには、暗くて狭い場所を中心に根気強く探してみましょう。今まで居なかったような場所にうっかり潜んでいる可能性があります。
2.高いところに登る
猫の習性として、高いところに登る行動はよく見られます。
ご家庭によっては、テレビやエアコン、電子レンジ等の上に登ったりする猫も多いかと思われます。
猫に登られて困る場所には、あらかじめ物を置いて登れないようにしたり、柵を作る等そもそもその場所に入れないようにするということも大切です。
またキャットタワーなどを設置することで、多くの猫が活用してくれます。
猫は高い場所に登る事で安心感を得られますので、キャットタワーのような、猫が登っても大丈夫な場所も作ってあげるようにしましょう。
3.アピールする
飼い主に構われない時間が長くなると、愛猫は自分の方を見て欲しくてアピールしてきます。
それは単純に鳴いて存在を知らせるようにしたり、もしくは飼い主がパソコン作業しているにも関わらず、ついキーボードの上に乗って無理やり視界に入る事でアピールする子もいます。
飼い主との距離はとりたがるのですが、構われなさすぎるのも嫌がる習性なのです。
いずれの表現も猫の性格によって表現の仕方が異なるだけで、飼い主にもっと構って欲しいと願う気持ちは同じです。
忙しい毎日の中でも少しの時間だけ愛猫と過ごす時間を増やすように心がけましょう。
まとめ
猫のこうした習性を理解する事で、飼い主も慌てることが少なくなりますし、愛猫がどんな気持ちでいるのかを察しやすくなります。
愛猫の日々の変化にすぐに気づけるように日ごろから観察しましょう。