1.飼い主はなぜ自ら水に入るのか
ここでいう「水」とはお風呂のことです。基本的に猫は体が濡れるのを嫌がるため、飼い主さんが毎日のように入るお風呂に納得がいかないのでしょう。
「どうしてわざわざ、自分から体を濡らしにいくのだろう?」そう思っているに違いありません。中には心配して、飼い主さんが出てくるまで待つ猫もいるくらいです。
猫にしたら体が濡れると体温が奪われるため、体調を崩したり、場合によっては命を失ったりするリスクがあることなのです。ですから、飼い主さんが自らを危険にさらしているのをずっと気にしているに違いありません。
2.家の外はどうなっているのか
家の中は猫にとってのナワバリ。でもやっぱり、窓やドアのスキマから見える外の世界はどうなっているのか気になります。時には冒険しに出て行こうとすることもあるでしょう。
たいていの場合、飼い主さんに阻止されますが。まだ見ぬ見知らぬ世界を知りたい!と思っていそうです。猫は怖がりですが同時に好奇心も強い生き物ですので。
3.飼い主が狩りをしない謎
猫は獲物を狩ってそれを食べ、生きています。飼い猫に関してはそうとは限りませんが。ただ虫や小鳥などを見つけると、本能で狩ろうとします。
でも飼い主さんは一向に、獲物が近くにいても興味すら示しません。猫にとってみたら「なぜ?」と思っているのではないでしょうか?今だったら捕まえられるのに、どうして何もしないでただ見ているだけなのだろう?と不思議でしかたないのかもしれません。
4.なぜ変なニオイを身につけるのか
猫は人がよいと感じるニオイが苦手な傾向があります。例えば香水や柔軟剤のニオイなど…。筆者宅の猫も、香水を近づけると「クサッ!」というように一目散に逃げていきます。
そんなクッサイものをなぜ飼い主さんはわざわざ体につけるのか。きっと気になっているでしょう。「あんなのが体についてたら、気分が悪くなりそう…」と信じられない気持ちでいることでしょう。
5.飼い主の食べ物をくれないのはイジワルなのか?
食卓からプ〜ンと漂ってくる美味しそうなご飯のニオイ…。食欲をそそられているのは飼い主さんだけではありません。でもなぜか、食べようとすると怒られます。
かわいく上目遣いをしても、甘えた鳴き声で鳴いてもダメです。一向にくれる気配はありません。「飼い主だけ独り占めしてずるい!」と思っているのかも。
筆者宅の猫はテーブルの前に座り、なんとも言えない表情でよくご飯を眺めています。「いいなぁ〜」「欲しいなぁ〜」「でもくれないんだよな」とさまざまな感情が入り混じった顔をしながらです。
まとめ
今日のねこちゃんより:ノア&メルル♂ / セルカークレックス / 3.3kg
猫と人は別の種族の生き物なため、当たり前ですが考え方や感じ方に違いがあります。そのため、人に猫が理解できないように、猫も人が理解できない部分があることは間違いないでしょう。ご紹介したような疑問を日々抱えながら、暮らしているのかもしれません。