猫の『寝相・寝姿』でわかる感情6選

猫の『寝相・寝姿』でわかる感情6選

猫はよく寝る生き物です。「寝ているから何を思っているのかわからない」ということはありません。猫の寝相や寝姿からでも、猫の感情を知ることができるんです。愛猫の寝相・寝姿を確認してみましょう。

1.足を伸ばしている

仰向けで寝る猫

前足も後ろ足も伸ばして寝ているとき、猫は安心した気持ちでいます。

仰向けになってお腹を見せて寝る「ヘソ天」になる猫もいますが、これは急所であるお腹を見せられるほど安心しているということなんです。

ただ、暑いときも猫は体を伸ばして寝ます。体から熱を放出しようとするためで、特に夏はお腹をひんやりする床につけて寝ていたり、仰向けになって寝ていたりする姿を見ることが多くなるでしょう。

2.丸くなる

丸くなって寝る猫

猫が丸まって寝ているのは「寒い」と感じているときです。

猫によって寒いと感じる温度に違いはありますが、15℃より低くなると丸くなって寝ていることがあります。

顔も隠して完全に丸まって寝ている姿は「アンモニャイト」と呼ばれています。

3.足裏を地面につけて丸くなる

寝ているキジトラ猫

丸くなって寝ている場合、足に注目してみましょう。

前足も後ろ足も肉球を床などにつけた状態で丸くなって寝ているときは、猫は警戒しています。

足裏を床につけているということは、すぐに動き出せるという状態です。

まだ人に慣れていない、緊張することがあったなど、猫がリラックスできていないかもしれません。そっとしておいてあげましょう。

4.香箱座り

香箱座りの猫

前足も後ろ足も体の下にしまいこんでいる座り方です。

この状態で寝ているときは、前足を折りたたんでいるためすぐに動くことができません。つまり、安心している状態です。

また、気温が「ちょっと寒い」と感じるときの寝姿でもあります。

5.ごめん寝

ごめん寝する猫

猫がおでこを床につけて「ごめんね」と謝っているように見える寝姿です。

この寝姿になる理由はいくつかあります。眠すぎてそのまま寝てしまった、まぶしい、寒いなどがあります。

6.飼い主さんにお尻を向ける

猫の後ろ姿

飼い主さんの方を見て寝るのではなく、お尻を向けて寝るのは、弱点である背後を任せられるからです。飼い主さんを信頼し安心できるということなんです。

飼い主さんの顔のすぐ横でお尻をくっつけて寝る猫もいます。子猫の頃に母猫や兄弟猫とくっついて寝ていたように、安心して飼い主さんに甘えているのでしょう。

まとめ

寝ている2匹の猫

猫の寝相や寝姿にはそのときの感情や、飼い主さんに対する気持ちなどがあらわれています。

丸くなって寝ているときは警戒していたり寒いと感じていたりする気持ちがあらわれています。

体が伸びるほどリラックスや暖かさを表現しているんです。

愛猫の寝相や寝姿を観察して、感情や何を思って寝ているのかなどチェックしてみましょう。

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