お風呂嫌いな猫はどんなことを考えている?
お風呂が嫌いな猫を飼っている飼い主さんは多いと思います。
しかし、そんなお風呂嫌いな猫でもやむを得ずお風呂に入れないといけないシーンもありますよね。
もし、お風呂嫌いな子をお風呂に入れた場合、一体どのようなことを猫は考えるのか、さっそく紹介をしてまいります。
「この間うちの子をお風呂に入れたけど、どう思っていたんだろう?」「猫の気持ちを考えながらお風呂に入れてあげたい」と思っている方のお役に立てたら幸いです。
1.「とにかく早くここから逃げたい」
お風呂が大の苦手な猫の場合、お風呂場に連れていった瞬間「一刻も早くここから逃げたい」と思う傾向にあります。
苦手なことに付き合わされるのですから、このような気持ちになるのは当然といったら当然ですよね。
お風呂場から逃げ出すために飼い主さんに攻撃的になったり、お風呂場のドアから出ようとする子も多いようです。
2.「この後待っているご褒美のために耐えよう」
お風呂の後に毎回おやつやごはんなどのご褒美を用意している場合「お風呂は大嫌いだけど、ご褒美が欲しいから耐えよう」と思う子もなかにはいるようです。
大好物のおやつやごはんのために、嫌なことも乗り越えよう!といった前向きな気持ちともいえますね。
「おやつやごはんなどを使って、猫がトラウマや苦手なことを克服した」というケースも多々あるので、猫にとって「食べ物」はそれだけ価値のあるものといえるでしょう。
3.「飼い主さんはなんでこんな事するんだ…」
お風呂に入れることによって、飼い主さんに対する信頼が弱まってしまったり、飼い主さんとの心の距離が離れてしまう子もなかにはいるようです。
人間にとっては「猫のためにやってあげていること」だったとしても、猫はそんなこと理解できませんし、「飼い主さんはなんでこんな酷いことをするんだ…」と思ってしまうのも仕方ないことといえます。
しかし、信頼を失ってしまったとしても、その後の振る舞いに気を付けるようにし、猫に対して誠実な態度をとり続ければ飼い主さんの優しい気持ちはきっと猫にも伝わることでしょう。
まとめ
猫にとって「お風呂でシャンプーされる行為」は一大イベントであり、苦手意識を持っている子もたくさんいます。
なので、お風呂嫌いな猫をお風呂に入れないといけない場合は、猫の気持ちに寄り添い「なるべくストレスを与えないようにスムーズに済ませること」を意識しましょう。