1.恐怖を感じている時

身体中の被毛が逆立っている時の猫に近寄ってはいけません。
猫が恐怖を感じ、非常に神経質な状態です。
引っ掻かれたり噛みつかれたりする危険性があるので、考えなく触れたり抱っこをしてはいけません。
ただし、猫の気持ちを落ち着かせる必要がある時は、怪我をしないようにタオルや大きなブランケットで包むように捕まえましょう。
2.相手を探して発情中

猫が発情をすると、興奮をして心ここにあらずの状態になります。家から出れない猫は相手を見つけることができませんので、近寄らない方が良いでしょう。
発情中は相手を見つけるために集中しています。人が変に邪魔をしたり気持ちを削ぐような行動をしてしまうと、火に油を注ぐような結果になり猫がますます興奮してしまいます。遠くから静かに見守ってあげましょう。
3.一生懸命にトイレ中

トイレでおしっこやウンチをしている時はむやみに側へ寄るのはやめましょう。
人間もそうですが、落ち着いてトイレをしたいのは猫も一緒です。近づくだけではなく、排泄中をじっと観察するのもタブーです。
元々、排泄中の猫はリラックスができていません。邪魔をしたことで精神的に追い詰めてしまい、便秘を引き起こしては大変です。
4.クラッキング中

「カカカ」「ケケケ」と鳴き声を上げている時はクラッキング中です。側に寄るのはやめましょう。
窓の外にいる鳥や昆虫、家の中に飛んでいる小さな虫などを見つけると猫は狩りの体勢になり身体を低くします。尻尾を横に少し振り、様子をうかがうような戦闘体勢をとっています。
野生に戻っている瞬間ですから、邪魔をしてはいけません。
まとめ

猫に近寄ってはいけない4つのシーンについてお伝えいたしました。
人間に構ってほしい時は、猫の方からこちらへ近寄ってスリスリなどアピールをしてくれます。
側にいないだけではなく同じ部屋へも来ない時の猫は、きっと独りの時間を楽しみたいのでしょう。
猫へ話しかけたり、抱っこや撫でるなどスキンシップを無理に取ろうとしないでくださいね。