猫も寂しいの?
猫はもともと単独行動の動物。ひとりでいても寂しくないのでは?と思いますよね。でも、猫も寂しいと感じるときがあるんです。特に甘えん坊の子、飼い主への依存が強い子などは、飼い主と離れたり、留守番をさせられると寂しくて不安になることがあります。母猫と早い時期に離された猫も、寂しがり屋になる傾向があるそうです。
1.低めの声で長く鳴く
いつもより低めの長い鳴き声。これは、飼い主の気を引こうとしている可能性があります。この鳴き方は、子猫が母猫を呼ぶときと同じなのだそうです。母猫のように慕っている飼い主に寂しいよ、こっちを見て、と呼んでいるのですね。
いつもと鳴き方が違うな、と感じたら、少しの間猫に向き合ってあげて下さい。無視されてしまうと、ストレスを抱えてしまいます。優しく撫でてあげて、ちゃんと見てるよ、と伝えてあげて下さいね。
2.飼い主から離れない
飼い主にスリスリするのは、猫の愛情表現。大好きな飼い主に匂いをつけて、自分のものだと主張しています。ただ、いつまでもしつこくスリスリしていたり、飼い主が移動してもついて来るような場合は、寂しいと感じていることも。飼い主が長時間留守にしていて帰宅したときなどに見られるサインです。
帰宅したばかりで、疲れていたり忙しかったりすると思いますが、少しの間、猫のために時間をとってあげて下さいね。飼い主に撫でてもらっているうちに、猫の気持ちも落ち着くことでしょう。
3.飼い主の邪魔をする
広げた新聞やパソコンのキーボードに乗ってきたり、テレビの画面の前に陣取ったり…飼い主がやっていることを邪魔するのも寂しいサインのことがあります。
仕事中などは困ってしまいますが、邪魔をするのは、自分に注目して欲しいから。寂しさを感じていて、構ってもらいたいのです。そんなときは、まず猫の相手をしてあげましょう。
まとめ
猫にも寂しいときがあります。寂しいと感じているとき、猫は飼い主にサインを送っているのです。そのサインに、早く気づいてあげたいですね。
ただ、寂しがり屋の猫だからといって、飼い主が四六時中一緒にいるわけにはいきません。普段から、べったりし過ぎない適度な距離を保ったり、飼い主の留守中も楽しく遊べるよう工夫してあげることも必要です。
毎日のスキンシップも大切にして、猫の寂しい気持ちを満たしてあげて下さいね。