猫が『寝場所』を変えたときに考えられること5つ

猫が『寝場所』を変えたときに考えられること5つ

スヤスヤと気持ちよさそうに眠る愛猫。見ていて幸せになる光景です。おや?突然ムクッと起き上がり、別の場所で寝ることにしたようです。今いた場所でも十分快適そうなのに、なぜわざわざ寝場所を変えたのでしょうか?

1.日当たり

ひなたぼっこ

猫は日当たりのよい場所で寝るのが大好きです。ずっと同じところに太陽がいてくれればベストなのですが、そうもいかないのが自然の摂理。時間の経過によって日当たりが変わってきてしまいます。

それまではポカポカしていたのに、太陽の移動とともに光が当たらなくなってしまったため、移動したと考えられます。まだまだ日向ぼっこしていたい気分だったのでしょう。

日の光に当たるとあたたまるだけでなく、精神的な安定や病気の予防などにつながります。そのため、猫は日当たりのよい日に窓際で日向ぼっこをするのです。体のためにも日に当たっていたのに、太陽の移動で十分日光を確保できないときに寝場所を変えます。

2.気温

ゆったりしている猫

猫は自分にとって快適な寝場所を探すのが得意です。どういうメカニズムかはわかりませんが、すごしやすい気温のところを選んでいます。ただ、ずっと同じ場所にいるとどうしても変化が。

暑くなったり、逆に寒くなったりしてきます。そのため、より快適にすごせる場所を求め、寝場所を変えるというわけです。

筆者宅の猫たちは夏、午前中は2階、夕方は1階というように移動していました。それが彼らにとってすごしやすい場所なのでしょう。ですから飼い主さんも、愛猫と同じ場所にいると心地よくすごせるかもしれません。

3.飼い主さん

添い寝

べったりくっつかないまでも、飼い主さんの側で寝たがる猫は多いです。近くにいると安心するのでしょう。もちろん猫によってはべったりして寝る場合もありますが。

飼い主さんの近くで寝たい猫は、基準となっている飼い主さんが移動するとそれにつられて移動します。寝てればいいのに、あとを追うのです。かわいい行動ではありますが、家庭にゃいストーカーとはこのことをいうのでしょう。

4.同居猫に取られた

じゃれる

多頭飼いの場合、どうも隣の芝生は青く見える現象が起きるようで…。先に寝ていた猫をどかして居座ろうとする猫が発生します。大抵の場合は先にいた方が譲るよう。

筆者宅でもよくみられる現象です。ただ、どうしても譲りたくない場所もあるようで、その場合はガンとして譲りません。ウーウー唸ったりシャーしたりして、後からきた方を排除します。

単頭飼いの場合はこの点は平和でしょう。多頭飼いをしているとときたま、猫同士の火花が散っている光景が見られます。

5.落ち着かない

泣いている猫

音がしたりガチャガチャ動くものがあったりして、落ち着かないのかもしれません。飼い主さんに構われるのが嫌だ、という場合もあります。

猫は自分の気持ちに正直なので、不快に思ったらすぐに寝場所を移動します。飼い主さんが構ってどこかへ行ってしまったら少しショックを受けるかもしれませんが、それが猫という生き物ですからしかたありません。

ただ、熟睡しているときもありますので、なるべく睡眠時間は邪魔しないようにしましょう。十分に眠れないと、睡眠不足になってしまう場合もあります。

まとめ

とうふちゃん

猫が寝場所を変えるときの理由には、さまざまなものがありました。睡眠はとてもたいせつな時間です。快適に眠れるよう心がけてあげてください。

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