猫に『トマト』はOK?メリットとデメリットを解説

猫に『トマト』はOK?メリットとデメリットを解説

キャットフードを利用している飼い主さんなら「猫にトマト?」と驚かれるかもしれません。実はトマトは食べさせてOKな食材で、手作りごはんには欠かせない野菜のひとつです。しかしトマトには気をつけなければならないこともあるのです!メリット/デメリット双方からトマト食を解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

トマト食のメリットは?

トマトを舐める猫

リコピン効果

トマトといえば「リコピン」です。ニンジンのβカロテンより強い抗酸化作用を持つといわれるリコピンは、血管の健康を守りがん予防効果があるといわれています。

涙焼けに効く?

涙焼けで困っている犬猫にトマト料理を食べさせると目元がきれいになるといわれています。学問的にきちんと検証されているわけではありませんが、経験的にそう感じている方が少なくありません。

トマトに含まれるリコピンやビタミン、カリウムなどの豊富な栄養素が総合的に影響を与えているのかもしれませんね。

トマト食のデメリットは?

トマトと並んで座る茶トラ白

トマトの毒素「トマチン」に注意!

「トマチン」はトマトが持つ天然の虫除け剤で、花や葉や熟れる前の実など緑色の部分に多く含まれます。

ただし毒性が弱くないとはいえ、人間なら熟す前の緑の実を2~3個食べても全く問題ない量です。

しかし猫の場合は植物の毒に抵抗する力が低く、嘔吐や下痢を起こす可能性があります。しかも熱を加えても毒性は消えません。

猫に食べさせるトマトは、トマチンの含有量の少ない真っ赤な完熟を選びましょう。

酸味の強さが嫌われ要素

籠のトマトのにおいを嗅ぐ茶トラ

猫にトマトを食べさせたくても、食べてくれない理由のひとつがその酸っぱさです。生がダメなら加熱しましょう。酸味を取るには加熱が1番!リコピン効果も薄れません。

消化不良・アレルギーには要注意!

いくら身体によくても、アレルギー体質だったりお腹が弱かったりする猫にはマイナスに働くかもしれません。消化の悪い堅い皮はむいて、最初はほんのひとかけら、ひと舐め分から様子を見ましょう。

猫が喜ぶトマト料理

椅子の上からトマトに手を出す子猫
  • ペーストにしてトッピング
  • 肉や魚のトマト煮込みやトマトスープ
  • ダイスにしてサラダ

トマトは肉や魚と相性がバッチリです。またオイルと熱を加えるとリコピンの吸収率が上がるといわれます。

生なら猫好みの大きさにカットして、キャットフードに乗せてみましょう。粉チーズやおかかまぶしも喜ぶかもしれません。

まとめ

トマトと猫

トマトのデメリットをクリアし、メリットだけを享受するには、完熟トマトに熱を加えてソースやスープにするとよさそうです。ただし普段がキャットフードなら無理に食べさせる必要はありません。

しかしもし「たまには手作りご飯を」と考えたなら、是非1度トマト料理を考えてみてはいかがでしょうか。イタリアの猫ご飯の大定番がトマトパスタであるように、お家の定番メニューになるかもしれませんよ。

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