1.段差を埋める
老化してくると、それまで難なくジャンプできていた段差が辛くなってくる場合があります。失敗してケガを負ってしまってはたいへんです。段差に階段をつけるなどして埋めてあげてください。
そうすれば問題なく登り降りができます。猫もストレスを感じずにすむでしょう。安全面でも有効です。
愛猫の行動をしっかりと観察して、ジャンプできなくなっていないかをチェックしてあげましょう。
2.トイレや水場を近くに設置する
人と同じように猫も老化が進むと動くのがおっくうになってきます。寝ている時間が増えるので、寝床からトイレや水場が遠いと我慢してしまうかも。猫の健康にマイナスに働いてしまいます。
愛猫が老化してきたら、お気に入りのベッドの近くにトイレと水場を移動してあげてください。すぐに行かれる場所にあれば面倒がらずに使ってくれるでしょう。愛猫の健康を維持するためにも、行いたい環境整備です。
お気に入りの場所が複数ある場合は、それぞれの場所に用意してあげるとよいでしょう。またトイレに入りやすいよう、出入り口の低いトイレが最適です。
3.適度な運動をさせる
動きがにぶくなってきたとはいえ、全く運動しないのは考えものです。できる範囲で体を動かすように促してあげてください。
お気に入りおもちゃで飼い主さんが一緒に遊べば、愛猫も喜ぶでしょう。適度な運動はよい睡眠にも役立ちます。体の健康の維持にもつながりますので、ぜひ遊んであげてください。
4.体のお手入れ
老化に伴い、爪とぎや毛づくろいが少なくなる傾向があります。放置しておくと伸びた爪が肉球に刺さってしまったり、毛がバサバサになってしまったりします。
愛猫に代わって飼い主さんがお手入れしてあげましょう。爪切りやブラッシングをしてあげるのです。愛を込めて行ってあげてください。
きっと喜んでくれるでしょう。ブラッシングは血行促進の効果もあります。スキンシップにはぴったりです!
5.年齢にあったフードを
キャットフードには猫の年齢に応じた種類があります。栄養などが変わってきますので、必ず愛猫にあったフードを与えるようにしてあげましょう。
固いドライフードが食べずらくなる場合がありますので、ふやかしてあげると食べやすくなります。もしくはウェットフードにしてあげてもよいでしょう。
まとめ
猫の老化には個体差があります。結構な年なのに若いときとあまり変わらない猫もいれば、どんどんよぼよぼする猫もいるのです。愛猫の状態を把握して、合ったケアをしてあげてください。