1.ふたりきりになりたくて
家族がいてもひとり暮らしでも、猫と向き合う時間は意外に少ないものです。
一方、猫は好きな人の独り占めが何より大好き。そしてお風呂は個室の一種ですから、飼い主さんとふたりきりで過ごせます。
そこには飼い主さんの目を自分からそらせてしまうテレビもありません。まさにふたりでゆっくり向き合うために猫はついてくるのかもしれませんね。
2.置いてけぼりが寂しくて
いつもいる部屋に飼い主さんがいないと、何となく心細くなるのが猫の性。ひとりは嫌いではないものの、母と慕う人が別の部屋で楽しそう(?)にしているのは何となくつまらないのでしょう。
しかしこれが不安にかられてやってくるのなら問題です。飼い主さんの姿が見えないだけでパニックを起こす症状を「不安分離症」といいますが、それは立派な病気の1つです。早めに病院で相談し心を軽くしてあげましょう。
3.お風呂で温まりたい
お風呂の蓋は猫にしてみればちょっとした岩盤浴です。人が身体を洗い始めるとたいてい出ていきますが、水さえ跳ねなければずっといたいと思っているはず。
この場合はもしかすると飼い主さんはオマケなのかもしれません。しかしそれでも湯気の中で「温かいね」と一緒に目を細める瞬間はとても幸せ。きっと猫も温かさを共有できて嬉しいと思ってくれているはずです。
4.お湯で喉を潤したい
猫はお湯が好きですし、お風呂のたびに暖かいお湯をもらうのを楽しみにしている猫もいます。
猫にとって体温に近いお湯は極上の味!同じ水道水でも甘く美味しく感じるのでしょう。
5.水やお湯で遊びたい
子猫や若い猫に多いのは、流れる水や湯船のお湯で遊ぶこと。彼らにとって水とはまさにUMA(未確認生物)です。
湯船の波を観察したりシャワーの水に噛みついたりして、水の正体を知ろうと一生懸命。しかもお風呂のお湯は飲んでも美味しい!
しかし発見だらけのお風呂の時期はじきに終わります。貴重な楽しい時間ですから、逃さず一緒に楽しみたいですね。
まとめ
お風呂タイムは猫にとっても気持ちよく楽しい時間であるようです。理由は色々考えられますが、とにかくお風呂についてくること自体スペシャルなこと!
せっかく猫の方からコンタクトをとってきてくれているのです。猫とますます親密になれるチャンスだと捉え、コミュニケーションをたくさん取っていくのがおすすめです。