猫がカバンの上で眠る理由を徹底解説!
猫にとって人間のカバンは「物を入れて運ぶアイテム」ではなく、自分の寝床やくつろげる場所として認識しているケースが多々あります。飼い主さんのカバンの上で眠る目的や、猫ならではの心理があるのです。
猫が飼い主さんのカバンの上で眠っている時、一体どのような気持ちになっているのか、その理由をさっそく紹介してまいります。
1.外のにおいがして気になるから
通勤用や通学用のカバン、お出かけの時に使うカバンの場合、外のにおいが染み付いている可能性が高いです。
室内飼いをしている猫にとって、外のにおいは未知のにおいであり、とても興味深いもの。なので、興味本位でカバンに近寄ってきて、そのままそこで寝落ちしてしまう猫もいるようです。
カバンの上に長時間居座ることによって、飼い主さんが日頃どのような場所に行っているのか、においから判断しようとしているのかもしれないですね。
2.飼い主さんに出かけてほしくないから
寂しがり屋な猫の場合、カバンの上でわざと眠ることによって、飼い主さんのお出かけを阻止しようとしている可能性も考えられます。
猫は人間が思っている以上に、飼い主さんの日頃の行動をしっかり観察しています。毎日の行動を観察して「飼い主さんはカバンがないと出かけられない」ということを学習している猫は意外と多いのです。
3.カバンをクッション代わりに使いたいから
モコモコの素材のカバンや、猫のからだにフィットする素材のカバンの場合、クッション代わりにカバンを利用する猫もいます。
猫用ベッドや猫用の毛布を与えていても、カバンのほうを選ぶねこもなかにはいるようです。
また、カバンの置き場所を好んでいる可能性も考えられます。猫は眠る時の環境も気にする生き物です。カバンの置き場所がほどよく薄暗くて静かな場合、そこを自分の寝場所として使うケースもあります。
「カバンの上ではあまり寝てほしくない」という場合は、カバンの上よりももっと環境の良い寝場所を用意してあげることをおすすめします。
まとめ
今日のねこちゃんより:なつ♂ / 4歳 / 雑種(ミックス) / 5.3kg
「出かけてほしくない」「寝心地が気に入っている」など、猫がカバンの上で眠る理由はさまざまです。
愛猫がカバンの上を占領して眠る場合は、どのような心理から行動しているのか考察してみるとよいでしょう。