1.構って!
猫が飼い主さんの腕にしがみついてくるときは、「構って!」という気持ちがあります。きゅっとしたその手に、甘えん坊が詰まっています。「どこにも行かせないにゃ!いまは自分を構う時間だにゃ」と訴えているのでしょう。
必死な思いが伝わってきます。飼い主さんにムゲに断られたら、きっとがっかりしてしまうでしょう。忙しくても少し時間をとって、構ってあげると喜びそうです。
満足すればしがみついた手をほどいて解放してくれるかもしれません。かわいい愛猫の束縛に、思わずキュンとしてしまいそうです!
2.獲物じゃ!
のほほんとしているように見える猫ですが、その奥には野生時の狩猟本能が眠っています。でも完全に寝ているのではなく、ときたま顔を出すのです。
飼い主さんの腕にしがみつくのは、その狩猟本能が呼び起こされてしまったのでしょう。本能で動いているので、猫自身には止めようがありません。おもむくままに飼い主さんの腕を獲物とみたて、しがみついてしまうのです。
手でホールドしたまま、後ろ足でケリケリをくわえるかもしれません。非常に痛い思いをしますので、早めにほどくのが正解です。
3.寒い…
飼い主さんの腕にしがみついていると温かいという理由も考えられます。単に暖をとっているのでしょう。つまり、猫団子のようなものです。
もし猫が1匹なら他の猫とくっつけませんので、飼い主さんにひっついて温まっているのでしょう。こうなるとなかなか離してくれそうにありません。信頼している相手なので、安心感もあるのでしょう。
もし猫ホールドから解放されたければ、他に暖を取れるお気に入りの場所を作ってあげましょう。こたつはよく、猫が自動的に吸収されていくという評判があります。
4.怖いよ〜
怖いとき、嫌なときなどにも飼い主さんの腕にしがみつくことが。病院の診察台で行う猫がいるそうです。そんなことをされたら思わず「帰ろっか」となってしまいそう。
飼い主さんの腕をワラをもつかむ心境でギュッとしているのでしょう。「飼い主、助けろにゃ!」と言っているのかもしれません。
5.ニオイつけるよ
猫は自分のニオイがすると安心する生き物です。飼い主さんが猫の知らないニオイをプンプンさせていると不安になってしまいます。そのため、ギュッとしがみついて自分のニオイで染めようとしているのです。
思う存分ホールドし、飼い主さんの腕が自分のニオイで満たされ満足します。この行動は飼い主さんが帰宅したときや、他の猫のニオイをつけてきたときなどに発動することが多いようです。
まとめ
今日のねこちゃんより:そらくん♂ / キジトラ / 3kg
猫が腕にしがみついてくるなんて、幸せすぎるでしょう。そこには様々な気持ちが隠れているよう。どうして猫がしがみついてくるのかを察してあげてください。