猫が夢中になるおやつとその理由
ご褒美や記念日、コミュニケーションの場に欠かせない猫用おやつ。でも、種類の多さに何をあげようか悩むことはありませんか?
そこで、今回は猫達に人気の高いおやつの種類を3つご紹介いたします。
CMでよく見かける、あのペースト状のおやつはなぜあれほど人気が高いのでしょうか?その理由にも迫ってみたいと思います。
1.ペースト状
絶大な人気を誇る、あのおやつで有名なペースト状タイプ。猫達が虜になる理由は、嗜好性の高さと食べやすさにあります。
色々な味があり、多頭飼育をしているとそれぞれのお気に入りがはっきり分かれるのではないでしょうか。年齢を問わず食べられるところも嬉しいですよね。
また水分量が多いので、水を飲むのが苦手な猫の水分補給にも役立ちます。
2.ドライタイプ
見た目は、通称カリカリそのものなドライタイプ。ドライフードとの違いは嗜好性の高さです。より風味が強いことが特徴になります。
ドライタイプは1粒単位で調整可能なところがありがたいですよね。しつけやご褒美にもうってつけです。
そして、袋が小分けになっているので、動物病院の待ち時間にさっと食べさせることもできます。
カリカリのおやつといえば、ゴージャスな猫がイメージキャラクターを務めるものが有名です。その他にも様々なメーカーから出ているので、愛猫のお気に入りを探してみてください。
3.ソフト・パウチタイプ
食べ応えを重視するのであれば、ささみやかつおが代表のソフト・パウチタイプがおすすめです。
食べ応えがあるといっても、程よい水分と柔らかさがあるので安心して食べられます。
分類するならば、ペースト状とカリカリの中間的な硬さのおやつになります。カリカリでは少し硬いけれど、食べ応えがほしい猫にピッタリです。
素材の形や味が生かされているので、風味が強く嗜好性の高い造りになっています。ご飯のトッピングとしても大活躍です。
おやつを食べさせる注意点
本来、猫にとっておやつは必須ではありません。楽しく食べるためにも、いくつか気をつけてほしいことがあります。
主食にはできない
おやつはあくまでも完食です。猫の主食は「総合栄養食」になります。栄養面の観点から、おやつを主食にすることはできません。
食べさせ過ぎに注意!
おやつの中にも低カロリーなものがありますが、食べ過ぎは肥満を招く元になってしまいます。猫も人間と同様に、糖尿病や心疾患を患う可能性があります。
猫の場合は人間が食べる量をコントロールしなければなりません。くれぐれも「食べさせ過ぎ」
には気をつけましょう。
持病がある猫はまず相談してから
現在持病がある場合、若しくは特定の病気のリスクを抱えている場合は獣医さんに相談してから食べさせましょう。素材によっては影響が出てしまう可能性があります。
例えば、マグネシウムやリンが豊富に含まれるかつお節は「慢性腎不全」や「ストルバイト結石(尿路結石の1つ)」の発生率を高めてしまいます。
まとめ
猫のおやつには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。シーンによって食べ分けても良いでしょう。
そして、猫達に1番人気のあのおやつには、万人(万猫)受けする要素が盛り込まれていました。食べやすく、味もバラエティに富んでいるので、悩んだら「ペースト状のあのおやつ」が無難かもしれません。
食べさせ過ぎに気をつけながら、おやつを通して愛猫とのコミュニケーションを楽しんでみてください。