1.気分の切り替えが早い
猫は気持ちの切り替えが早い生き物です。そうでないと野生下ではやっていけないというのが理由のようですが。いつまでも狩りに失敗したことをクヨクヨしていたら、迫る敵に気がつかないかもしれません。
それは自分の身を危険にさらすリスクになりえるわけです。そのため、猫はいろいろな気分転換の方法を知っています。毛づくろいや爪とぎなどがその一部。
他にもスリスリしたり寝たり、全く別のものに意識を向ける場合もあります。愛猫を見ていると、たとえ失敗しても落ち込んだ様子はほとんど見られないと気づくでしょう。代わりに「えっ!」と思うくらい関連性のない行動をとり、澄ました顔をします。
まるで失敗などなかったかのように。そうやってケロッと忘れ、前を向いて生きていくのです。
2.休む
猫は休むのが得意です。疲れたり眠くなったりしたらいつだって、自分にとって最適な場所で休みを取ります。人間は猫のようにはできないかもしれませんが、もしかしたら「やらなきゃ!」と思っていることはしなくてもよいことかもしれません。
本当は心の奥底では「やりたくない…」と思っているのに無理にしていませんか?それはあなたにとって必要なことなのでしょうか?または今すぐやらなくてもよいかもしれません。
忙しくて心が悲鳴をあげそうなとき、猫を思い出してちょっと、休んでみるとよいでしょう。
3.甘えよう
猫は実に甘え上手。普段そっけなくたって、何かして欲しいことがあれば遠慮なく甘えます。それはあざといって?
でも相手に不快感を与えないなら問題ないのでは?笑顔で「これ手伝ってくれたら助かるなぁ!」と一言付け加えれば、誰も嫌な気はしないはずです。
最後「○○さんにお願いしてよかった!」と伝えたら、相手の心には花が咲くでしょう。そう、甘えるのは悪いことではなく、甘えられた人に少しの幸せを与えられる行動なのです!
4.適度な距離感
周りとの適度な距離感を保つのがうまい猫。たとえ飼い主さんであったとしても、必要以上にベタベタすることはありません。単独ですごしたいときはどこかお気に入りの場所に行ってゆっくりしますし、飼い主さんから少し離れた場所にいる場合も。
つかず離れずでいると、お互いに気が楽なのです。ずっとベッタリもよいけれど、たまに休息が欲しくなります。そのバランスを猫はよくわかっていて、飼い主さんのそばにいたいとき、1匹ですごしたいときの切り替えをしています。
人付き合いも同じかもしれません。ベタベタしすぎず適度な距離感を保って接する。人間関係の長続きのコツを教えてくれているようです。
5.時には「逃げる」
人生にはさまざまな出来事が起こります。対処できない難問に出くわすときもあるでしょう。どうしてもいやなこともあるかもしれません。
そんなときは「逃げる」という選択も大切です。生真面目に全部を受け止めなくても大丈夫!のらりくらりかわしてもよいではないですか。
まとめ
今日のねこちゃんより:ルビー♀ / 8歳 / 三毛猫 / 6.4kg
猫の生き方に教訓と憧れを感じる人は多いです。確かに猫のように気ままに、そして自分を大切に生きられたらどんなによいか…。
あくまでも筆者の意見ですが、猫と暮らしているといつの間にか、猫のような性格になる気がします。気がつけば愛猫とそっくりになっているかも?