1.猫は甘みを感じることができない

甘いものが好きな猫は、あまり聞いたことがありませんね。肉食の猫にとって、甘いものは食べる必要がありません。そもそも、猫は甘みを感じることができないと言われています。
ただ、苦みや酸味には敏感で、これは野生時代の名残だそうです。厳しい自然界ではいつでも獲物が捕まるとは限りません。他の動物の食べ残した肉などを口にすることもあるでしょう。そんなときに食べるものが腐敗していないか、知るためだそうです。
2.猫はメスとオスで利き手が違う

猫にも人間と同じように利き手があります。猫が箸を持ったり、字を書いたりするわけではないのでわかりにくいかも知れませんが、遊ぶときなどに先に出る方が利き手です。
人間の場合は右利きが多いですが、猫ではメスが右利き、オスが左利きが多いと言われています。その理由は諸説ありますが、はっきりわかっていないのだとか。人間でも、左利きの割合は男性の方が多いそうですよ。
3.猫を飼うと心臓発作のリスクが低くなる

アメリカのある研究グループによると、猫を飼うことで心臓発作が起きるリスクが3分の1に低下するそうです。それだけでなく、猫に触れることで血圧が安定したり、猫が喉をゴロゴロと鳴らす音を聞くと自然治癒力が高くなるという報告もあります。猫がいると心が癒されますが、健康効果もあったのですね。
4.猫の血液型はほとんどA

猫にも血液型があります。そして、猫のほとんどはA型です。他にB型、AB型の3種類ありますが、A型に比べてずっと少なく、AB型はごく稀にしかいません。その中でもB型の割合が高い猫種がブリティッシュショートヘア、エキゾチックショートヘア、デボンレックスなどです。
ちなみに、シャムやロシアンブルー、オリエンタルショートヘアにはB型はほとんどいません。愛猫の血液型を知る機会は少ないと思いますが、事故や病気で輸血が必要になったときに、血液型がわかっていると、処置が早くできることがあります。
まとめ

今日のねこちゃんより:ぽん、むむすけ♀ / 5歳 / キジトラ / 4kg
猫は身近な動物だけに、トリビアも数多くあります。よく知られた雑学から、ちょっと珍しい豆知識まで。意外と知らないことも多いのではないでしょうか。猫は、私たちの近くにいながら、謎が多く、そして魅力にあふれています。猫のトリビアを知ると、ますます猫が愛おしくなりそうです。