1.誰も見ていない場所は嫌ニャ

猫は、一緒に暮らす人間の気配がない静かな場所にタワーがあってもほぼ使いません。
猫はマイペースですが、一緒に暮らしている人間のことは嫌いではなく好きなのです。キャットタワーも単独で黙々と登るのではなく、人間に見られながら遊ぶ方が実は好きなようです。
キャットタワーを使わなくなってしまったなら、リビングルームなど人が集まる場所に移動してあげるとテンションも上がり、使ってくれるかもしれません。
同じような理由で、キャットウォークも人の集まる場所に作ってあげると喜ばれます。
2.安全性に問題があるニャ

足元がぐらぐらする、降りにくいなど、キャットタワーに安心ができないと使わなくなります。
ジャンプした時にグラグラしたり、飛び乗った時に横に揺れるなど、安定性に欠けると猫は不安を感じてしまいます。
ネジをしっかりと締め直したり、タワーと床の間に滑り止めを入れたり丈夫にしましょう。
猫は登るのは上手ですが降りるのは下手です。飛び乗った時より段差がないとタワーの上にとどまって助けられるまで降りられません。
下りに不安を与えないように重心が下がっている安定感のあるキャットタワーを選び、降りる段差が少ない時は棚など家具を近くに配置してあげましょう。
3.何も見えないニャ

猫がキャットタワーを使う理由の一つは、高いところから覗いてチェックしたいという欲求を満たすためです。
窓から鳥や車など外の景色を見る、部屋の中で人間の動きを覗くなどキャットタワーに登りたくなる理由はいくつもあるでしょう。
しかし、タワーに登っても楽しいことがなければ猫も利用しなくなってしまいます。
愛猫がどのような事に興味を持っているかしっかりと観察して、好みそうなキャットタワーを選び猫を満足させてあげましょう。
まとめ

猫が『キャットタワー』を使わなくなる理由3つについてお伝えいたしました。
買ったけれど本体より梱包されていた段ボールに興味を持ってしまったなど、ガッカリエピソードの数多くあるキャットタワーです。
家族として愛する猫に喜んでもらうために、最近はキャットタワーをDIYする人も増えています。作っている最中から愛猫が興味津々で見にきてくれるので、気持ちも上がるそうです。
まずは、愛猫が使わなくなってしまったキャットタワーのリフォームから始めるのが良いかもしれません!