1.慣れている人
猫にスリスリされやすい人は、なんといってもやはり猫が「慣れている人」でしょう。飼い主さんやいつも顔をあわせる人、ペットシッターさんなどが挙げられます。猫はきちんと絆が築けた人であれば2〜3年は覚えているようですので、久しぶりに会った人でもスリスリする可能性は高いです。
ですから猫にスリスリされたければ、まずは信頼関係を構築するところから始めるとよいでしょう。
2.他の猫のニオイがする
他の猫のニオイがするとスリスリしたくなるようです。「この人は自分のナワバリにゃ!」と主張しているのでしょう。他の猫に取られまいとしているのです。
猫カフェに寄ったあとや野良猫と触れ合ったあとなどはたくさんスリスリされるかも。モテモテになった気分になりますが、実は猫のナワバリにされているだけだと知っておきましょう。
3.近寄ってこない
猫好きな人が避けられ、猫嫌いな人が好かれる、猫の世界は不思議です。猫を見て近づく人ではなく、猫を見ても近づかず、距離がある人の方にスリスリする傾向が。猫嫌いだから近づかないのに思いがけずスリスリされてしまった、という人は多いのです。
ですから特に初対面の猫に会ったときは、たとえ猫好きでも猫嫌いを装う方が早くお近づきになれるでしょう。こちらから近づくと逃げるけど、放置しておけば猫の方から距離を詰めてきてくれます。ニオイチェックを受け、念願のファーストタッチを図りましょう!
4.自分のニオイがついていない
猫は自分のニオイがしないと不安になる生き物です。目の前の人から知らないニオイばかりしていると落ち着かないので、スリスリして安心しようとします。
たくさんスリスリすればそれだけ自分のニオイで満たせますので、ホッとするのでしょう。猫の場合は「自分の色に染める」のではなく、「自分のニオイに染める」のです。
5.いうことを聞いてくれる人
猫は冷静に人の動きを見ています。自分にとってプラスになりそうな人にはかわいくおねだりするなどして、意のままに動かそうとするのです。「スリスリすればいうこと聞くにゃ!」と猫が思っていると、何か要求があるときにしてくるでしょう。
たいていの飼い主さんに当てはまる特徴ではないでしょうか?猫を飼っているようで実は、猫に操られているのです。そのコツを彼らはバッチリ心得ています。
心当たりのある飼い主さん、多いのではないでしょうか?
まとめ
今日のねこちゃんより:むぎ♀ / 1歳 / ロシアンブルー / 3.5kg
猫にスリスリされるのはくすぐったくもあり、嬉しくもあるものです。通常であれば信頼関係が築けていれば、ほとんどの猫はスリスリしてきてくれるでしょう。個体差はあるようですが。