毛の逆立つ仕組み

立毛筋が収縮して被毛が逆立ちます。アドレナリンというホルモンが出て交感神経が副交感神経より優位に立っている状態です。人間の鳥肌も同じような仕組みです。
1.恐怖を感じている

猫が怖がっている時に毛の逆立ちはよく見られるかもしれません。
窓の外に他の動物がいたり大きな音が聞こえたり、ストレスを溜めてしまうような環境が危険です。甲高い声で鳴いている場合もあります。
2.怒ったり威嚇をしている

ワクチン接種のため病院へ行こうとしたり、爪切りやシャンプーなどお世話をしようと身体を保定して怒っている場合も毛を逆だてることがあります。
その他、尻尾を踏まれたりドアに挟まれたり痛い思いをし、同時に低く唸ったりシャーやハァーッと威嚇音を出すこともあります。
3.驚いている

驚いたり興奮して毛を逆だてることも多いでしょう。楽しい興奮であっても嫌な緊張であっても刺激がありすぎると猫へはストレスになります。
笑うのはNG

普段見かけることのない毛を逆立てて緊張している猫を見て思わず笑ってしまうかもしれません。
しかし、猫は大変にプライドの高い動物ですから笑ってはいけません。見てみぬふりをしましょう。
構うのもダメ

興奮しているのでこれ以上刺激を与えてもいけません。撫でたり触れたり近寄って構ったりせず、猫を落ち着かせるように人間が部屋から出る方が良いかもしれません。
なお猫が毛を逆立てている原因がわかっているなら、その環境を無くすもしくは遠ざけてあげましょう。
まとめ

猫がブワッと毛を逆立てる理由3つ!飼い主が絶対しちゃダメな対応とは?についてお伝えいたしました。
猫の仕草や行動を見ていると、はっきりと意思を持っていることが分かりますね。
毎日を気持ちよく楽しく暮らしてもらうためにも人間の歩みよりはとても大切です。実は猫たちは人間の行動をよく見ているのは知ってますよね?
これからも、ますます愛すべき猫たちの日々の様子に敏感になっていきたいですよね。