そっとしておいて欲しい時
猫は基本的にお世話をしてくれる飼い主のことを親のように感じますし、大好きです。しかしそんな愛猫でもそっとしておいて欲しい場面があります。そこを無視して接してしまうと、愛猫からは「ちょっと嫌な人」という烙印を押されてしまう可能性があります。
人間でも同じでどんなに好きな人でも、毎日一緒に暮らしているとそっとしておいて欲しい瞬間があります。猫に関しては共通した場面になりますので、覚えてしまってその状況が来たらそっとしておいてあげるようにしましょう。
1.寝ている時
猫にとって睡眠時間は大切な時間です。野生の名残で獲物を追いかけるために体力を温存する目的で睡眠をとります。人間よりも長くて平均して12〜16時間寝ます。寝ている姿も可愛らしい猫ですが、この時に邪魔してしまうのは良くありません。
人間でも寝ているところを起こされてしまうと不機嫌になるのと同様、猫にとっても清々しいものではありません。不躾に触らずにそっとしておいてあげることが望ましいでしょう。
また猫から飼い主のそばで寝たい時は体を寄せてくる時もあります。飼い主の都合もあるんで難しいのですが、そんな時は安心できる場所で寝たいという愛猫の要望ですので時間の許す限りじっと側にいると嬉しいと思います。
2.食べている時
猫の本能としてご飯の時間はご飯に集中します。そのため食べている時に触られたりすることを好まない子は多いです。飼い主の中では美味しそうに食べる猫が愛おしくて、つい背中を撫でようとする方もいますが。正直猫にとってはご飯を食べ終えるまで待ってて欲しい子が多いです。
稀に飼い主が見ている中で食べたい子など個性溢れた嗜好を持つ子もいますが、そのような仕草が見受けられなければご飯の時間はそっとしておいてあげましょう。
3.一人で居る時
家で飼われている猫は自由に家の中を行動できる子がほとんどだと思います。そんな中、時折一人で別の部屋に行ってぼーっとしてたり、じっと座っていたりすることはありませんか。具合が悪い時なども例外としてはあるのですが、元気な時であれば一人でいたいから一人でいることが多いです。
そのような時間の時はそっとしておいて欲しいという猫からのアピールにもなりますので、寂しいのではないか?と疑わずにそっとしてあげましょう。一緒にいたい時は猫からきちんと移動して近づいてきてくれます。
まとめ
最低限の場面だけでもそっとしておいてあげると愛猫からの信頼度は増します。多くの時間を接するだけが猫との付き合い方ではありませんので、意識してみましょう。