1.最期まで責任を持つ
猫を飼うときは必ず、その寿命が尽きるまで責任を持つと覚悟しなければいけません。とても大事なことです。
一緒に暮らしているうち、飼い主さんが困る行動をするかもしれません。病気になって多額の治療費がかかることも。飼い主さんの状況が変わって、猫を飼いづらくなる場合もあるでしょう。
でも何があっても最期まで責任を持って飼い続けなければいけないのです。その覚悟ができなければ、飼わない方がよいでしょう。
2.猫が飼える家で
当たり前の話ですが、必ず猫が飼える家で飼うことを決めましょう。賃貸物件の場合、猫が飼えるところは少ないです。最近は増えている傾向にありますが、それでも探すのに苦労する場合も。
ペット不可の物件で飼っている飼い主さんもいますが、バレてしまったときにしわ寄せがくるのは猫なのです。そのままその家を出てペット可物件を探せますか?
うまく見つからず、泣く泣く猫を手放さなければいけなくなるかもしれません。その猫の行き先は保健所かそれとも外か…。そうなってしまったら、一気に猫は不幸のどん底に突き落とされるのです。
里親さんが見つかればよいですが、それまで共に過ごした飼い主さんと離れるのはやはり、それなりの精神的ダメージがあるでしょう。ですから必ず猫を飼える家で飼うようにしてください。何とかなるという甘い考えは捨てなければいけません。
3.必要な医療を受けさせる
猫も病気になることがあります。またワクチン接種や健康診断を行う場合もあるでしょう。
必要な医療を受けさせるのは飼い主さんの義務です。治療費がない、ワクチン代がないでは、結局苦しませるのは猫になってしまいます。
実際、治療費が支払えないという理由で治療すれば治るのに、治さない飼い主さんもいるのです。病気で辛い思いをするのは、他でもない猫なのです。
4.365日お世話をする
猫のお世話に休みはありません。生き物ですからサボれば体調に影響が出てきます。ご飯と水の用意からトイレ掃除、体のお手入れまで、毎日行う必要があるのです。
「今日はお世話はお休み!」とご飯を与えないのは虐待になってしまいます。飼い主さんにおやすみはないと覚悟しておきましょう。
とはいえ、猫のお世話はそれほどたいへんではありません。基本的なことをしておけばあとは自由に好きなように過ごしてくれますので、特殊な場合を除いて飼い主さんの負担になるケースは少ないでしょう。
5.マナーを守る
猫を飼う上でのマナーを守りましょう。「外に出さない」はその最たるものです。猫を外に出すと命を危険にさらすどころか、近隣への迷惑となる場合が。愛猫がお隣の庭で排泄してしまったらどうでしょう?
もしその犯人が飼われている猫だとわかれば、気まずい空気になるのは間違いありません。関係が悪化すれば、住みづらくなってしまうかもしれません。
猫は外へ出さない、という覚悟を決めましょう。家の中の環境を快適に整えれば、十分満足して暮らしてくれます。
まとめ
小さくても1つの大切な命です。軽視してよいものではありません。しかもご縁のあった猫です。
たいせつに最期まで飼ってあげてください。