1.子猫の頃から育てる

成猫をお迎えするよりも、子猫の頃から育てた方が、飼い主になつきやすくなります。飼い主を親代わりに、甘えてくるからです。特にメスよりもオスの方が甘えん坊になりやすいです。
また、去勢・避妊手術をすることで、甘えん坊になる傾向も見られます。もちろん猫の性格にもよります。成猫になってから飼い始めても、かまってちゃんになる可能性はあるので、諦めないで次の方法を試してみて下さいね。
2.信頼関係を築く

まず、猫との信頼関係がなければ、猫の方もかまってちゃんになってはくれません。猫が嫌がることをしていたら、当然のことながら、近寄ってきてくれませんよね。無理に追いかけたり撫でたりするのは逆効果。猫は自分のペースを大事にするからです。
飼い主は、猫と触れ合いたくてついつい構い過ぎてしまいますが、適度な距離を保つことも大切。甘えたい時は猫の方から近づいてくるので、その時を待ちましょう。
3.お気に入りのおもちゃで遊ぶ

猫は遊びが好きです。普段あまり、はしゃいだりしない猫でも、お気に入りのおもちゃなら遊ぶのではないでしょうか。おもちゃで遊びに誘ってみて下さい。遊んであげることは、室内飼いの猫の運動不足解消にも必要です。遊びは、猫と飼い主のコミュニケーションでもあります。ただし、気乗りがしないようなら無理に構うのはやめましょう。
4.猫のサインに応える

あまり人間に構われるのを好まないクールな猫でも、大好きな飼い主に甘えたい時はあるものです。猫が甘えたい時のサインを見逃さずに、そのタイミングで応えてあげましょう。
新聞や雑誌に乗ったり、パソコンの前で仕事の邪魔をするのもサインのことがあります。追い払わずに、撫でてあげたり遊んであげられるといいですね。猫が甘えたい時に要求を叶えてあげることで、甘えることが増えていきます。
まとめ

今日のねこちゃんより:くうちゃん♂ / 2歳 / 雑種(ミックス) / 5.6kg
かまってちゃんの猫に甘えられるのは、飼い主として嬉しいことですよね。性格的にかまってちゃんではない猫もいますが、猫の習性を知って猫に寄り添ってあげることで、飼い主との信頼関係が生まれ、かまってちゃんになることも。ただし、かまってちゃんでなくても、飼い主のことが嫌いなわけではありません。想いはしっかり受け止めて、愛情で応えてあげて下さいね。
また、飼い主と離れられないなど、度が過ぎる甘えん坊は病気の可能性もあります。病気にならないために、飼い主に依存させ過ぎないことも大切です。適度な距離感を保ちつつ、猫との生活を楽しめたらいいですね。