子猫にやってしまうと良くない「甘やかし行為」とは?
子猫は成猫に比べるとまだまだ半人前で、こまめに体調をチェックしたり、飼い主さんとの関係を築いていく必要もあります。
時にはたっぷりと甘やかしてあげたり、構ってあげる時間を作ってあげることも必要です。
しかし、誤った方法で過度に甘やかしてしまうと、想定外のトラブルに繋がってしまうこともあるので注意しなくてはいけません。
そこで今回は、子猫を飼っている飼い主さんにぜひお伝えしたい「子猫に対するNGな甘やかし行為」について紹介していきます。
ついやってしまいがちな「甘やかしすぎ行為」をケース別に紹介していきますので、子猫をお世話する際の参考にして頂けたら幸いです。
1.子猫がひとりになる時間を一切作っていない
子猫はささいなことで体調不良になることもあるため、毎日こまめに体調チェックをしたり、異変がないかしっかりと観察する必要があります。
しかしだからといって、24時間ずーっと子猫のすぐそばでつきまとってしまうのは、やめておいたほうが良いでしょう。
猫は「人間に構ってもらいたい」と思うこともありますが、「ひとりになりたい」と思うこともあるのです。なので、適度に「ひとりになれる時間」を作ってあげることも大切といえます。
子猫につきまといすぎてしまうと、子猫のほうも飼い主さんに依存してしまい、ひとりでお留守番するたびに大きなストレスを抱えてしまう恐れもあります。
子猫の自立心を育てるためにも「ひとりになれる時間」を作るように意識しましょう。
2.子猫のすぐそばで添い寝する
子猫の寝姿が可愛くて、つい子猫と一緒に添い寝をしたくなる飼い主さんは多いと思います。
しかし、この行為は”飼い主さんが寝ている間に子猫を押しつぶしてしまう危険”があるため、あまりおすすめできません。
人間の体重は、女性であったとしても成人であれば、少なくとも約40kg以上はあります。
小さな子猫の上に全体重をあずけて押しつぶしてしまうと、最悪の場合、窒息してしまう可能性もあるため、子猫と一緒に添い寝をしないほうが良いでしょう。
3.おやつを与えすぎてしまう
子猫の頃からおやつをたくさん与えるのが習慣になってしまうと、成猫になってからもおやつを過剰に欲しがるようになってしまう恐れがあります。
また、おやつだけで満腹になってしまい、ごはんを食べなくなる…といったトラブルが起きる可能性もあるため、おやつのあげすぎには注意が必要です。
子猫とコミュニケーションをとる時に適度な量を与えたり、ごはんをしっかり食べた上でおやつを少しだけ与える…といった事を意識しながら、食事の調整をしていきましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ムギ♂ / 1歳 / ノルウェージャンフォレストキャット / 4.8kg
子猫の可愛さに負けて、ついつい甘やかしたくなる気持ちはとてもよく分かります。しかし、間違った方法で過度に甘やかしてしまわないように注意が必要です。
子猫の健康やストレスなども考慮しながら、コミュニケーションをとっていくようにしましょう。